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2011年4月1日

実況中継「中学3年生指導9」

マサ:では次の質問を英語ではどう表しましょうか?

板書:どのくらいここに住んでますか?

V生:どのくらいは How なんとかだよね。
H生:How +期間だから?
T生:How longだね。
H生:そうだ!やったね。
C生:で、疑問文だから以前にやった
   Where have you been? を利用すると、
     have you にすればよいので、
Q生:できた。
          How long have you lived here? だ。
マサ:良いですか?
生徒:良いです!
マサ:おめでとう。
C生:見過ごしてきたけど、現在完了の疑問文は
   have が前に登場ですね。
D生:be動詞よりも強いですね。
G生:だからbeenなんて言うのがでるんだね。
N生:ということは動詞の力関係で言うと…
マサ:おっ! 動詞の力関係とは嬉しい一言だね。
P生:だってこれは解りやすいもん。
マサ:では、ここでこの考え方を
    「動詞の力学」と名づけよう。

U生:動詞の力学で言うと have>be動詞>一般動詞
         ということになります。
マサ:嬉しいね。完璧です。
   教えていて楽しい生徒たちだよ、本当に君たちは偉い。
生徒:そう言ってくれると嬉しいですよ。
マサの教え方が良いからです。
マサ:お互いが尊重し合って勉強をすることが
   出来るなんて巣晴らしいことだ。
   ありがとうみんな。

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おかげ様ですごく売れています。

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http://www.meijitosho.co.jp/detail/?isbn=4-18-251312-1



2011年3月30日

実況中継「中学3年生指導8」

板書:I have been in this city for ten years.

マサ:この表現は今までの表現と違って、
   状況は過去から現在まで続いていることを
   示しています。
   この状況を英語で表すと、

板書:I moved in this city ten years ago.
          And I am still here.

マサ:この2文ではどんな意味を表しているかな?
I生:10年前にこの街に越して来て、まだここに居る
        ということですね。
マサ:そうですね。
   この状況を一つの文で表しているのが
   現在完了の上の文です。
   過去にスタートしたことが今現在続いている
   という意味でまとまりましたね。
   では、次の2つの文を1文で表してください。

板書:We came in Sapporo twenty years ago.
And we live in Sapporo still now.

マサ:はい、全員しっかりと考えよう。

★このクラスではマサが質問すると生徒が直ぐに答えているので、マサが最初から一人の生徒に質問をしているように思えますが、実はマサは全体に質問を投げかけています。

この発問の方法は、全体に投げかけることで、誰もが考えるという行動を取ることができるからです。最初から一人の生徒に当てていると他の生徒は何も考える必要がなくなり生徒のためにならない授業になってしまいます。マサの通りに発問するように意識してください。

マサ:ではC君。
C生:We have come in Sapporo for twenty years.
マサ:どうだろうかな?
F生:comeがしっくりと来ない。
マサ:どうか他の人は?
J生:comeは来るという行動で一瞬のものだから変なんだよ。
F生:そうだね。
K生:live を使って、We have lived in Sapporo for ten years.
   ではどうだろう。
L生:前の例文みたいに、We have been in Sapporo for ten years.
   でも良いのではないかな。
M生:どうなんですか?マサ先生?
マサ:いやいや先生が決める問題ではなくて、
      君たちの理屈がただしければ、正しい答えが導きだされたはずだ。
   では、結論はなんだ。
N生:We have lived in Sapporo for ten years も
   We have been in Sapporo for ten years. も
   両方とも正しいと思います。
マサ:どうだそれで良いか?
全員:良いです。
マサ:よし、では次回に進もう。

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2011年3月28日

実況中継「中学3年生指導7」

◆今回から生徒はA生、B生、C生、…、Z生と書いて違う生徒であることを明確にします。複数が一度に答えていると想定される場合には、生徒と書くことにします。


マサ:これまで紹介した文を整理するぞ。

I have just done my homework.
Where have you been?
I have just been to the station.
He has gone to US.
I have lost my watch.

★このように前回まで学習した英文を紹介するときには、先生が口頭や板書で紹介をするのではなく、生徒の記憶を喚起するために、次のような方法を使います。

例1.覚えているものを全部言わせる。

マサ:では前回までやった英文を5つ思い出してみよう。
A生:I have just done my homework.
マサ:その意味は何だっけ? B君
B生:「ちょうど宿題を済ませた」です。

例2.先生が意味を言って、それを英語で言わせる。

マサ:どこへ行っていたかを知りたい場合は?
C生:ハイ! Where have you been? です。
マサ:正しいかな?
D生:正解です。
マサ:では、その答えで「市役所に行っていた」は?
E生:ハイ! I have been to the City office. です。

他に、英語力が未熟な生徒のクラスの場合にはチェックテストなどを準備して、穴埋め、語順整除と日本語での意味の確認をあわせて実施する方法が生徒にとってストレスは少ない。

マサ:では、今日の英語表現はこれです。
板書:I have been in this city for ten years.
マサ:これはどういう意味になるでしょうか?
生徒:「10年間この街にいる」…かな?
生徒:それぽいなぁ。
マサ:ということは今までとは違うな?
生徒:違う。ちょうどとかしちゃったと言う意味ではない。
マサ:では、上手く説明できる人?
F生:been はbe動詞で「居る」「在る」だから、
マサ:だから?
F生:been in this cityでこの街に居るになる。
G生:for ten years は10年間なので、
   どう考えても10年間居るんだろうな。
H生:現在完了だけど、今も続いている意味みたい。
マサ:その通り!! でました私の天才達!
   完璧です。ありがとう。

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