マサ:宿題の解答をしましょう。前回の宿題は
一人最低5つの受動態表現を考えてくることでした。
では、考えてきたのを発表してもらいます。
ところで、自分が発表しますという意志を表明したい
とき、今みたいな時だけど、そんなときに英語では
どのように言うだろう。
生徒:わかりませんが、I want to answer. かな。
マサ:いいですね。でも Let me try. というように、
tryを使う方が良いです。ですから、皆さん手を
挙げるときには、Let me try.と言ってください。
生徒:Let me try.
マサ:良いですね。ついでに、英語圏では相手に対して
話をしているときには、相手の名前を語尾につけるのが、
一般的ですね。
生徒:Let me try, Masa.
マサ:Very good. OK. I want to hear your answer.
生徒:My legs were broken a month ago.
マサ:良いね。
生徒:Let me try.
マサ:Go ahead.
生徒:Smoking is prohibited here.
マサ:あれれ。中学生とは思えない単語が出たぞ!
prohibitedってなんだ。
生徒:禁じるということです。だから「ここではタバコは禁止」という意味です。
マサ:いいね、いいね。どこで調べた。
生徒:日曜日に公園にいたら、掲示に書いてあった。
マサ:尚更良いね。日常生活に登場する英語表現を探したんだね。
エライね。
生徒:Let me try.
マサ:Why not?
生徒:The car was towed.
マサ:また、中学生らしからぬ表現が出た。どんな意味だ?
生徒:家の車がレッカー移動された、です。
マサ:すごいぞ。どこで調べたの?
生徒:これは、自分で見ていて発見した。
それを英語で書けるようにした。
マサ:エライぞ。君はもう一人で英語が出来るほどのなったんじゃないかな。
生徒:そうでもないです。 マサ先生のお陰です。なんてね。
twitter でもつぶやいています。
http://twitter.com/MasamiAsai
世界最強の教育コンサルタント集団
http://management-brain.co.jp/
マサの著作
http://www.meijitosho.co.jp/detail/?isbn=4-18-251312-1
2011年3月4日
2011年3月2日
実況中継「中学英語指導」中学2年生指導40
マサ:The car was washed. を日本語にしてみよう。
生徒:「その車は洗われた。」
マサ:他には?
生徒:「その車は洗車されています。」
マサ:どっちが自然な日本語かな。
生徒:後の方です。
マサ:そうだね。英語は過去形だけと、日本語は現在の状態を言うね。
生徒:どうして。
マサ:それは、言葉の背景にある文化の差だね。
だから、日本語を英語と直結させて考えてはいけないのだね。
生徒:じゃあ、日本語を見てどうやって英語に直したら良いの?
マサ:これは多くの英語に触れてなれるしかない。
今回のような文がでてくるたびに問題意識を持つ必要があるね。
生徒:大変だ。
マサ:英語では「行為をした人が重要ではない場合」には受動態にする。
それに「起こっていることを重視する場合」も受動態にする。
前にやったように、「アメリカでは英語を話します。」というのは、
誰が英語を話していることが問題ではなく、アメリカ人は英語を話す
というのは解りきっているのですね。
それよりも話されている言語は「英語」だということの方が重要
なのですね。だからEnglishを主語にしたい、
そのために受動態(be+過去分詞)が使われる。あっ!これも受動態だ。
生徒:とにかくいっぱい練習すればよいのですね。
マサ:大概は「~される」と言うように表現されるので、
日本語を見ればわかるとは思います。
では、宿題です。
一人最低5つの受動態表現を考えてきてください。
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生徒:「その車は洗われた。」
マサ:他には?
生徒:「その車は洗車されています。」
マサ:どっちが自然な日本語かな。
生徒:後の方です。
マサ:そうだね。英語は過去形だけと、日本語は現在の状態を言うね。
生徒:どうして。
マサ:それは、言葉の背景にある文化の差だね。
だから、日本語を英語と直結させて考えてはいけないのだね。
生徒:じゃあ、日本語を見てどうやって英語に直したら良いの?
マサ:これは多くの英語に触れてなれるしかない。
今回のような文がでてくるたびに問題意識を持つ必要があるね。
生徒:大変だ。
マサ:英語では「行為をした人が重要ではない場合」には受動態にする。
それに「起こっていることを重視する場合」も受動態にする。
前にやったように、「アメリカでは英語を話します。」というのは、
誰が英語を話していることが問題ではなく、アメリカ人は英語を話す
というのは解りきっているのですね。
それよりも話されている言語は「英語」だということの方が重要
なのですね。だからEnglishを主語にしたい、
そのために受動態(be+過去分詞)が使われる。あっ!これも受動態だ。
生徒:とにかくいっぱい練習すればよいのですね。
マサ:大概は「~される」と言うように表現されるので、
日本語を見ればわかるとは思います。
では、宿題です。
一人最低5つの受動態表現を考えてきてください。
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2011年2月28日
中学2年生指導39
マサ:前回学んだ、canが入る文をひとつ思い出してください。
生徒:Stars can be seen at night. です。
マサ:そうでした。日本語ではどう表現しますか?
生徒:「夜には星がみれる。」
マサ:良い表現ですが、「見られる」の方が一層良いですね。
さて、今日はハイレベルな問題です。
生徒:どうぞ。どんな問題にでも挑戦しましょう。
マサ:嬉しいね。では、
「誰がこの写真を撮ったの?」
生徒:Who took this picture?
生徒:それは今までの表現じゃん。
生徒:受動態を構成する『be+過去分詞』がないじゃん。
生徒:そうですね。でも正しいでしょ。
マサ:完璧に正しい英文です。
でも、ここでは今指摘されたように、
『be+過去分詞』を使って欲しい。
生徒:マサ先生。『be+過去分詞』の文と
Who took this pitucre?はどう違うの?
マサ:良い質問ですね。本当にすごい。
ものすごく良い疑問だし、それを明確に
示している中学校の教科書や問題集は
ないね。
生徒:ということは、マサとしては答えたくないという
ことなの?
マサ:何を言うか。マサは全ての疑問に答える。
ただし、順番として今君たちの頭のギアは
be+過去分詞を使って英文を作ることに
向けて欲しいので、完成後にお話ししよう。
生徒:期待してるね。
生徒:できました。
マサ:ではどうぞ。
生徒:Who was this picture taken?
マサ:はい。ではどうしてこうしたのか、説明願います。
生徒:まず。「~された」という意味から、
それは『誰』がされたのではなく、
『物』=『写真』が「写された」と考えます。
要するに『行為の対象』を目立たせたんです。
マサ:すごい!一気に核心をついてきたぞ。
生徒:おおっ!さすがだぞぉ。
マサ:そして・・・?
生徒:それでもWhoは疑問の中心だから位置は文の先頭。
それに疑問文だから・・・・
This picture was taken が Was this picture taken
になります。
マサ:完璧だ! 後はみんなで完成させよう。
生徒:エーっ!完璧じゃないじゃん。
マサ:いやいやここまでやってくれたら完璧だ。
正解は確実な理解の下にできる。
生徒:わかった。Who was …となったら
「誰が」だけど、それじゃおかしい。
生徒:そうだ。「誰によって」撮られたかだ。
マサ:気付いたね。
生徒:「誰によって」を調べると、by whom となっている。
生徒:By whom was this picture taken?
マサ:完成した。
ただし、辞書にはWho ~ by? もあるだろ?
生徒:あります。
マサ:現代英語はシンプルにそっちを利用する。
生徒:Who was this picture taken by? ですか?
マサ:そうだ。これで完成だ。
生徒:お疲れ様。
マサ:Yes. You must be tired.
That’s all for today. See you on Wednesday.
次回は練習をしてみましょう。
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生徒:Stars can be seen at night. です。
マサ:そうでした。日本語ではどう表現しますか?
生徒:「夜には星がみれる。」
マサ:良い表現ですが、「見られる」の方が一層良いですね。
さて、今日はハイレベルな問題です。
生徒:どうぞ。どんな問題にでも挑戦しましょう。
マサ:嬉しいね。では、
「誰がこの写真を撮ったの?」
生徒:Who took this picture?
生徒:それは今までの表現じゃん。
生徒:受動態を構成する『be+過去分詞』がないじゃん。
生徒:そうですね。でも正しいでしょ。
マサ:完璧に正しい英文です。
でも、ここでは今指摘されたように、
『be+過去分詞』を使って欲しい。
生徒:マサ先生。『be+過去分詞』の文と
Who took this pitucre?はどう違うの?
マサ:良い質問ですね。本当にすごい。
ものすごく良い疑問だし、それを明確に
示している中学校の教科書や問題集は
ないね。
生徒:ということは、マサとしては答えたくないという
ことなの?
マサ:何を言うか。マサは全ての疑問に答える。
ただし、順番として今君たちの頭のギアは
be+過去分詞を使って英文を作ることに
向けて欲しいので、完成後にお話ししよう。
生徒:期待してるね。
生徒:できました。
マサ:ではどうぞ。
生徒:Who was this picture taken?
マサ:はい。ではどうしてこうしたのか、説明願います。
生徒:まず。「~された」という意味から、
それは『誰』がされたのではなく、
『物』=『写真』が「写された」と考えます。
要するに『行為の対象』を目立たせたんです。
マサ:すごい!一気に核心をついてきたぞ。
生徒:おおっ!さすがだぞぉ。
マサ:そして・・・?
生徒:それでもWhoは疑問の中心だから位置は文の先頭。
それに疑問文だから・・・・
This picture was taken が Was this picture taken
になります。
マサ:完璧だ! 後はみんなで完成させよう。
生徒:エーっ!完璧じゃないじゃん。
マサ:いやいやここまでやってくれたら完璧だ。
正解は確実な理解の下にできる。
生徒:わかった。Who was …となったら
「誰が」だけど、それじゃおかしい。
生徒:そうだ。「誰によって」撮られたかだ。
マサ:気付いたね。
生徒:「誰によって」を調べると、by whom となっている。
生徒:By whom was this picture taken?
マサ:完成した。
ただし、辞書にはWho ~ by? もあるだろ?
生徒:あります。
マサ:現代英語はシンプルにそっちを利用する。
生徒:Who was this picture taken by? ですか?
マサ:そうだ。これで完成だ。
生徒:お疲れ様。
マサ:Yes. You must be tired.
That’s all for today. See you on Wednesday.
次回は練習をしてみましょう。
twitter でもつぶやいています。
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