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2011年1月6日

中学2年生指導17

Friday January 7, 2011

中学2年生への指導

「私は宇宙飛行士になるためにめちゃ勉強する」の巻

生徒:先生。この前のI will try to be an astronaut.は結構いけてる文
     でしたよね。
マサ:そうだな。良い表現だった。
    そこで、今日はこの表現をもう少し膨らまそう。
   では、宇宙飛行士になるためには、何の勉強が必要だ。
生徒:そうですね。理系ですから、まずは数学ですね。
マサ:そうすると、宇宙飛行士になるために数学を勉強する、
      ということだね。
生徒:そうです。「宇宙飛行士になるために数学を勉強する」です。
マサ:では、それを英語で言ってごらん。
生徒:基本形というか柱は数学を勉強するだから。
生徒:I will study math.だよね。
マサ:willが自然に出たね。英語が板についてきたね。
生徒:まあ、褒められると嬉しいよね。
マサ:そんなもんだ。人は単純なんだよね。
生徒:宇宙飛行士になるためには to be an astronautですから
これをどうすれば良いかだな。
生徒:そうそう、そのままつけるしかないけど、
      マサに突っ込まれそうだな。
生徒:マサは、理由のわからないことをすると喜ばないからな。
生徒:まあ、つけてみよう。
   I will study math to be an astronaut.だね。
マサ:この英語は正しい。でも、どうして正しいと言えるか。
生徒:そら来た。
生徒:わかった。例の考えだ。
   英語は語順が命
生徒:そうか、机の上の本は a book on the desk だったから、
   宇宙飛行士になるために数学をするも同じじゃないのかな。
マサ:まあ、無理があるかも知れないな。でも中学2年生としての
   感覚的には良いかもね。たぶん難しい説明は余計に君たちを
   英語嫌いにしそうだから、語順は重要なものを優先する
      ということで理解しておこうか。
   では、これを使った英文をいくつも用意するから、
   さらに、深く理解していこう。

次回は月曜日です。to の表現が続きます。


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2011年1月5日

中学2年生指導16

Wednesday January 5, 2011

「私は宇宙飛行士になるように頑張る」の巻(続)

生徒:先生。I want to be an astronaut.
 このwant を「頑張る」に相当する単語にします。
マサ:良い表現だね。「『頑張る』に相当する」
   という言い方が気に入った。

生徒:それは、マサ先生が
   英語と日本語は一対一対応はしない。
   としょっちゅう言っていますからね。
   その点では、しっかりとルールを理解していますよ。

マサ:有り難い生徒たちだよね、君たちは。

生徒:僕は“try”という動詞を当てようと思います。
   I try to be an astronaut.
   これはどうでしょうか?

生徒:そうすると、「私は宇宙飛行士になろうとする。」で
   良さそうだけど、なんとなく不甲斐ない響があるな。

生徒:僕もそう思う。wantの時には、「自分が欲している」という
   イメージが伝わったけど、tryだけだと強さがない。

マサ:良い所に気がついている。もう一歩だ。

生徒:「自分の意思が弱い」ということは意思を強調すれば
   良いのだから、意思を意味する語を補う。

生徒:それは“will”でしょ。

生徒:そうか。 I will try to be an astronaut.だ。

生徒:うん。しっくりとした。

マサ:そうだね。これが良いね。
   それにしても「しっくりする」などと表現の裏にまで
   意識が入り込んできたね。良いところだ。

生徒:言葉は生き物だから、答えは一つとは限らないしね。

マサ:そうだね。みんな納得できたところで、いくつかの問答練習を
   してみよう。この練習にはインタビューゲームが良いかな?

生徒:What do you want to be? ですか?

マサ:そうだな。では練習してみよう。

次回は金曜日です。to の表現が続きます。


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2011年1月3日

中学2年生指導15

Monday January 3, 2011

あけましておめでとうございます。

スマイル・マサのブログは2011年1月からは
毎週、月曜日、水曜日、金曜日の週3回の更新に
変更したしました。


「私は宇宙飛行士になるように頑張る」の巻

生徒:先生前回までは、動詞同士が一緒にはならないという話でした。
マサ:その通りだね。そんなときはどうする?
生徒:to 動詞となるということでした。
マサ:そうだ、だから「私は宇宙飛行士になりたい」というのを
   英語では?
生徒:I want to be an astronaut.
マサ:正解だな。完璧だ。君たちは安心だよね。
   でも、君たちは実際は宇宙飛行士ではないので、
   これから宇宙飛行士になるように頑張るというのは
   どう言うかな。
生徒:I want to be an astronaut.を使って考えると、
   want を変えればいいんじゃないですか?
マサ:その方向性は正しい。常に学んだことを活かす姿勢も良い。
生徒:でしょ。ではその方向で考えましょう。

この続きは次回です。さて、皆さんならばどのような単語を用いるとこの英文が完成するかどうか考えておいてください。


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