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2010年11月27日

中学2年生指導05



※訂正=不規則動詞の中でsit = sitとなっていました。
正しくは sit = satです。
大変失礼いたしました。


英文は
be動詞文
一般動詞文
の二つが基本


さて、不規則変化動詞の表から、どれだけの
規則性を見つけ出したでしょうか。

不規則変化なのに規則性があるところが
重要なのですが、本日の発見は・・・?


生徒:selltellはそれぞれがsold, toldとなって
   最初の子音文字意外は一緒だよ。
生徒:そうだね。とすると、ヒントは母音かな?
生徒:それで考えると、go=went意外は母音の発音が
   ポイントになりそうな気がする。
生徒:そうだ、get=got, give=gave, grow=grew
   みんな母音の音と綴りの関係してるッぽいよ。
生徒:では、そんなのをまとめてみよう。
   まずは・・・・・・・・・
   tell=told, sell=soldだろ。
   次に・・・・・・・・・
   give=gave, sing=sang, swim=swam, sit=sat
      は全て、原型の「i」が過去では「a」に
   なっている。
   それから、われ思うに・・・
   meet=met, read=read, mean=meantは一緒だ。
生徒:どうして?
生徒:いいかい。母音は全て「イー」という長音だ。
   ところが過去は「エ」という短母音になっている。
   sleep もそうだ。過去はsleptだ。
マサ:すばらしい。すごいところに気がついた。
   不規則変化動詞の不規則性を規則性にしている
   ヒントは母音(アクセントのある母音)に起因する。
   前回からみんなが言っていることは正しい。
   すごい観察力だ。しかも感心できるのは、
   常に音から入っていることだね。
生徒:先生。言葉は文字からではなく音から生まれた。
   そう言ってくれたのは先生だよ。
   私たちは先生の考えを使っているだけだよ。
マサ:それも素晴らしい。他はどうだ。
生徒:meet=met, read=read, mean=meant,
「イー」が「エ」になった、さらに共通してるのは
   語尾はt か d だね。
   t, dは口や舌の関係からは同じ音声器官を
   使っている。それ考えるとsleep=slept
   もともとtdがなかったのをくっつけた
   と考えると良いかも。
生徒:そうだね、そう理解しましょう。


板書した動詞(原型と過去形)
be=was, were,  buy=bought, catch=caught, come=came, do=did, eat=ate,
feel=felt, find=found, get=got, give=gave, go=went, grow=grew,
have=had, hear=heard, know=knew, make=made mean=meant,
meet=met, put=put, read=read, run=ran, see=saw, sell=sold, send=sent
show=showed, sing=sang, sit=sat, sleep=slept, speak=spoke, swim=swam,
take=took, teach=taught, tell=told, think=thought, understand=understood,
wear=wore, write=wrote


では、また来週だね。

Saturday Nov.27th 2010

2010年11月24日

中学2年生指導04

Wednesday Nov.24th 2010

英語動詞が柱

be動詞の2つの意味1
 = =の役割
難しい言葉で言うと「Aの状況や状態を示している」

このような単純ルールを忘れなければ、
英語の力はいくらでも伸びます。


さて、前回に出ていた課題には挑戦してみましたか?

マサ:よし、ここに書いた不規則変化の動詞達を見て何にきがつくかな。
生徒:be動詞の過去がwaswereというのは納得だな。
      英語は音が命でだから、そこから類推すると、was isの過去でぇ
   wereareの過去形というのが解る。でもamの過去はどうなんだ。
生徒:たぶん、amIの時の特殊系だから、単数扱いだし、was
   なるんじゃないのかな。
マサ:その通り、鋭い読みだね。音と使い方の両面で解決したね。

(音韻論と形態理論とを使ったと考えられます。中学生だって、思考が冴えると大学生以上の考えはでてきます。)

生徒: bought, caughtそれにthoughtはとっても似てる。
マサ:そうだ。どこが似ているかな。
生徒:oughtだ。あれ? catchの過去のcaughtだけaughtだ。
   先生発音はどうなの。
マサ:みんなで発音したときどうだった。
   すべて“オー”という長母音だったね。
生徒:他の同じ変化の単語はありますか?

マサ:良いところに気がついた。
   君らも名探偵か大学教授レベルになってきたぞ。
   資料を分析するにはサンプルは多いほうが良いからね。
   教える=teachの過去形はtaughtだ。
   持ってくる=bringの過去はbroughtだ。

生徒:わかった!!! やった! 分類方法がわかったぞ。

生徒:なんだなんだ。

生徒:いいかい。原型(元々の形)の綴りに着目してみようよ。

生徒:そうか、原型にaが入っていたら、aughtになり、
   無ければoughtになっている。
生徒:そうだろう。どうだ俺って天才!

マサ:天才だ! 
   このようにして、調査し、推測してから意味を
   発見したものは永久に忘れない。

生徒:マサ先生のおかげです。

マサ:そうだ先生のおかげだ。
   冗談はさておいて外にはないかな?

生徒:僕たちばっかりじゃなくて
   読者の人にも考えてもらおうよぉ。
   考えないで答えを欲しがってはいけないって、
   マサ先生は言っているでしょ。

マサ:そうだね。では、また考えてもらって、
   あといくつかの共通点をみつけてもらおう。

✩板書した動詞(原型と過去形)
be=was, were,  buy=bought, catch=caught, come=came, do=did,
eat=ate, feel=felt, find=found, get=got, give=gave, go=went, grow=grew,
have=had, hear=heard, know=knew, make=made mean=meant,
meet=met, put=put, read=read, run=ran, see=saw, sell=sold, send=sent
show=showed, sing=sang, sit=sit, sleep=slept, speak=spoke, swim=swam,
take=took, teach=taught, tell=told, think=thought,
understand=understood, wear=wore, write=wrote

これまで気がついたこと。

1.使用頻度が高い日常的な語彙が多い
2.文字数も3文字から5文字までのが多い。

     ではみなさん。もっといろいろなことに気がつくと思います。
 次回までに皆さんがどれだけのことに気がつくか試してみてください。

Meet me coming Saturday.

毎週水曜日と土曜日更新です。
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