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2010年4月8日

新中学1年生の初回授業2

英語を学ぶことのモチベーションが確認されたら、次はその英語が声に出して読めることに慣れましょう。

学校教科書の最初はクラスルームイングリッシュやあいさつの表現などが掲載されていますが、そこに入る前に会話をする前に英語らしい音があることを知り(すでに知っているでしょうが)、その音を出せるように練習しましょう。


英語はリズムです。小学校英語活動でも学んでいることですが、その部分をしっかりと体得させます。

リズム用の教材は児童英語の世界ではかなり充実しています。

シンプルなものではmpiのバナナチャンツは児童英語では大変使いやすい教材です。

中学生になるとOxford Univ. Pressから出版されている、Carolyn Graham著のJazz Chantsのシリーズから選択することも可能です。

CDの音を聞かせ、それをまねさせます。

小学校英語活動で耳では聞きなれていても、どうしてもフラットな日本語音的な英語になってしまう生徒は多く存在します。格好つけたくないなどというレベルではなく、そのような音を継続して出していくことは、私たちにはハードルがあるのです。ひとつは英語は音が重要だと認識できないこと、実体験が乏しいことがありましょう。

もうひとつは声量の問題です。英語らしいリズムと音で英語を発声するには、相当の息の量と、それをコントロールするために使う口や顔の筋肉が必要です。そのために声量ある声が出せるほうが、英語発音は楽になります。



マラソンと短距離走とでは、走ることは同じでも使う筋肉は違います。同様に日本語と英語の発音は使う筋肉も肺活量も異なるのです。声のトレーニング(Voice Training)をすることで、この問題を解消しましょう。

英語は頭を使うことと体を鍛えることの両面で進めましょう。