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2010年12月18日

中学2年生指導11

不規則変化動詞練習応用編

Saturday December 18, 2010

マサ:では、これからの問題は次のようにやってもらおう。
※ここで、新学習指導要領の元、小学校時代から英語を始めてきた中学生にふさわしい指導法をおさらいしてみよう。

1.耳と口を最大限に活かすこと。
2.フォニックスルールを指導したので、
  「発音できる英語は自力で書ける」
  ということを前提として
  発音(発話・発表)してから
  板書せずにノートに記述する。
3.逐語直訳英作文ではなく条件を提示してそれに
  ふさわしい英文を作成できるようにする。
4.ペアワークやグループワークを行い、
  オーラルコミュニケーションアクティビティを実施する。
5.必要に応じてプレゼンテーションや質疑応答を実施する。

このような指導法が取り入れなければならない。基礎基本をこの数回で紹介したように発問形式で生徒たちにしっかりと考えさせていれば上記のステップへ移行することは無理がない。

では、一気に応用編だ!

マサ:それでは、リスニングの問題。先生が何といったか?
当てられた人は即座にリピートをすること。
ではQuestion No. 1
Mr. Brown came home at seven yesterday evening.
どうだ。OK.では、M君。
M君:Mr. Brown came home at seven yesterday evening.
マサ:That’s right. では、今の文を疑問文に直して?

※ここでもマサは指導技術として非常に重要なテクニックを使っている。
それは、全体に問題を発信して、考える時間を全員に与えてから個人に当てることだ。
この逆に最初に個人を指名して問題を出す方法では、当てられた人以外は考えを休止する可能性が大きくなり、クラスの緊張感も個人に学習する意欲も両方が奪われるからである。

マサ:では、Sさん。
Sさん:Did Mr. Brown come home at seven yesterday evening?
マサ:正解。では、次の質問に答えて。
      What time did Mr. Brown come home yesterday evening?
   じゃぁ次は、誰が良いかな? Oさん、どうぞ。
Oさん:At seven.
マサ:OKです。 では、それを完全な文で。W君。
W君:He came home at seven.
マサ:Perfect!!!!
    では、今まででた英文を登場順にノートに書き出してね。

That’s all for today.  See you next Wednesday.






2010年12月15日

中学2年生指導10

<不規則変化動詞をもっと練習>

Wednesday, December 15, 2010

マサ:では、疑問文に挑戦するぞ。英文を見ただけで分かるはずだ。
   何に目を着けるかな?
生徒:やっぱ、動詞でしょうね
マサ:良いね。
生徒:それと主語でしょう。
生徒:やっぱ、当然でしょう。
マサ:では、主語を見たり、聞いたりした瞬間に何が発見できるかな?
生徒:I You グループかそうでは無いか?
マサ:その通りだ。今日も好調だな。
   では、次の英文を疑問文に直すと言う単純作業をやってもらおう。
   君たちも英語に慣れてきたから、今日は発展問題までいくぞ。
   まずはウォーミングアップ問題だ。

問1:Mr.Brown read my report paper.

<生徒の頭の中>
先ずは誰が何をしたかだな。英語は主語()と動詞(したこと)が大概最初に登場するから、ここでは主語(Mr.Brown)と動詞(read)だな。
次に考えるべきは、英語は時間にうるさい、ということなので、動詞をチェックする。このreadには騙されないぞ。Mr.Brown の動作だから、現在のことならば、reads になるはずだ。しかしここでは、read なので、こいつは紛れもなく、過去形だ。よし。解決した。一般動詞過去形の疑問文と言えば、お助けマンのdoの過去形 did に登場してもらうわけさ。
だから……。

<頭の中の独り言はここまで。所要時間2>

生徒:マサ先生!できました。
マサ:ヨッシャーッ!やってもらおうか。
生徒:答えは…
     Did Mr.Brown read my report paper?
マサ:これは何と発音したかな?
生徒:〔rid〕です。
マサ:では、最初の文のread ?
生徒:〔red〕です。
マサ:もう、本当に君たちヤバイよね。
生徒:先生。そういう若者言葉を無理して使うの止めてください。
   先生には似合わないし。
生徒:それに俺たちの言葉に入り込むと言うか、なんちゅうかさぁ、
   やっぱ、ダメッスよね。若者文化圏に入るっチュウのかな。
マサ:わかった、わかった。
   無理はしないでスタイリッシュに行くとするか。

では、次回は一気に応用編だ!


土曜日に続きます。