ブログ読者の皆さん。 今年一年お読みいただきありがとうございました。
スマイル・マサ先生の指導はこれからもずっと続きます。
しかし、blogspotはどうも読者拡大が難しいようです。
そこで、2011年からはblogspotとamebloを連動させて、両方で
同じ発信をしていくか、このblogspotを停止するか、現在思案中です。
とにかくまた皆様となんらかの形でお会いすると思います。
ありがとうございました。
2011年を明るく迎えましょう。
twitterもよろしく
2010年12月31日
2010年12月29日
中学2年生指導14
「私は宇宙飛行士になりたい3」
Wednesday December 29, 2010
1つの文に動詞が2つ入ることはない。2つ入れば複文(2つの文がくっついた文)である。
意味的に動詞同士が重なる場面では、強いもの(文の意味を支配する動詞)と弱い動詞との力関係で、弱いものが後に位置し、形も変えさせられる。
My dream is to be an astronaut.
で夢が叶うことまで前回はカバーしました。
では、今回の表現はこれです。
マサ:「私は宇宙飛行士になりたい!」
この表現を英語で直接的に言うとどうなるかな。
生徒:「なりたい」が分かりません。
マサ:そうなんだ。このような単純な表現が実は難しい。
「なりたい」は2つの言葉がくっついているから、
難しいんだよ。だから「分解」する。
生徒:すると、「なり」と「たい」ということ。
マサ:そうだね。そのように考えてから、後は暗記してしまおう。
ある状態や状況などに「なる」ことを英語では“be”
または“become”と言う。
生徒:「なりたい」は(なること)を「たい(したい)」のだから、
これが意味を支配する動詞だね。
生徒:それはwant to を使うと、ここに書いてある。
生徒:そっかわかった。 I want to be an astronaut. だ。
want と be(become)が並ぶから後ろが形を代えさせられて、
to beとなったんだ。
だからwant to と覚えるのも良いけど、
want to beと覚えた方が理屈も分かってよいですね。
マサ:本当に君たちは素晴らしい。
記憶のメカニズムというか認知科学の領域まで入り込んできたな。
生徒:なんですか、認知科学って。
マサ:人間が物事をどのように理解し、記憶していくかという
メカニズムというか脳みその働きを知る科学だよ。
最近急速に進化している分野だ。
生徒:なんと。
私たちは英語の学習をしながら、
認知科学も理解してきたということ。
マサ:そこまで大それたことではないけど、
英語は記憶することもとっても大切なので、
記憶のメカニズムを知っておくことは役に立つかもね。
では、本日の英文もできた。
I want to be an astronaut.
生徒:becomeとbeとではどっちか良いのですか。
マサ:どっちでも良い。でも話すときには、
言い易いbeが頻繁に使われる。
be動詞のbeには「です」「いる」「ある」「なる」と
意味が増えてきたね。
生徒:では練習をしましょうかね、先生。
マサ:では「山ほど練習がしたい」を英語で言ってみよう!
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