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2010年6月2日

中学1年生指導16

6月になりましたので、新中学1年生の「新」をはずしました。


前回はbe動詞には足があるという話でした。今回はbe動詞には手もあるというお話です。

You are from Hokkaido. をルールどおりに「その人に尋ねる文=疑問文」に直すと、

疑問文に成れという指令を受けたbe動詞が、「よっしゃ了解」と言って、文の先頭に出て、文の意味を定義します。その結果、・・・

Are you from Hokkaido? とう文ができます。

さて、そのように質問されたら、YesかNoかで答えてあげなければいけませんね。
答えが、No.になったとします。

丁寧な文で答えると、「いやいや、北海道の出身ではないですよ。」ということです。

基本形 I am from Hokkaido. を「~ではない。~ではありません。」という文(否定文と言います)に直すわけです。

さて、「否定文に成れ」という指令は、やはり、be動詞に届きます。そこでbe動詞は、「~ない」という言葉をつれてくる作業に入ります。

「~ない」というのは、notです。(浅井は授業では「いつも「~ない」とばかり言っている“not君”と説明します。

このnot君が文中に入るのですが、not君は常に誰かと一緒に行動をするために、手を伸ばしてくる寂しがりやさんです。しかし、頼れる人としか手を結びません。その頼れる相手で、be動詞君です。

be動詞君も手を伸ばしてきて、not君と手を結びます。am not に成るのです。

完成した英文は I am not from Hokkaido.という形になります。

というストーリーのある説明で、生徒たちにわかりやすく理解させます。

板書ではこのストーリーをすべて書くことはしません。板書はシンプルに機能的に書くようにしてください。

次回は6月2日(水曜日)です。

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