7月の第1号です。
これからは、さらに英語の力を伸ばすための学習指導に進みます。
文の構造の基本形(be動詞文と一般動詞文の2つ)は学びました。
次のステップは語と語の関連です。
ここでも2つのパターンを学びます。
パターン1(日本語と同じような形) 「りんご→赤いりんご」のパターンです。
これは比較的覚えることが楽です。特に最近はサッカーが盛んになっていますので、
例として利用するのは、イエローカードやレッドカード、
芸能人が好きな人にはレッドカーペット(お笑いならば「爆笑レッドカーペット」)などです。
シンプルですし、生活に取り入れられているので、楽に覚えます。
要注意な点は、不定冠詞のa, anを忘れさせないことです。
そのために、yellow card, red card, red apple, はそれだけで一つのものであることを具体的なものを示して、生徒に納得をしてもらうことが必要です。
その後で、a yellow card, two red cards, three red apples, と指導して慣れるまで練習をします。
この練習もビジュアルで学んだ方(具体的にカードやりんごのイラストカードを見せて)が覚えることは早くなります。
次に、大きなイエローカード、大きな赤いりんご、というように飾る言葉を増やします。
a large yellow card, a big red apple と瞬時に判断するためにも、前述の段階で、
yellow card や red apple が一つのものであることを概念として捕らえるようにしておくことです。
そうではないと、生徒は a yellow large card, a red big apple という混乱を起こします。
次回は、7月7日(水曜日)です。 パターン2をご紹介します。
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2010年6月30日
中学1年生指導24
ここまでの授業で、中学1年生は、「be動詞の文」と「一般動詞の文」という2つの大きな基本形を学びました。
毎回、声を大にして、この2種類の文が英語の基本の基本であることを徹底してください。「統語論としての文法の枠組み」が定着していると、この先にどんな英文がでてきても対応する英語の基盤は万全です。認知科学でいうところの自動化段階にまでもっていくことが大切です。
自動化を単純に説明すると、段階的に考えることなく、行動がとれることです。車の運転で、自然に進行方向にハンドルが切れる状態と言えば分りやすいでしょうか。逆に意識をして縦列駐車に頭でイメージしながら挑戦しているときは自動化とは言えません。
さて、基本的な文法知識を手に入れました。これを基盤に、パタンプラクティスをインプットだけではなく、感情移入をした会話部分まで拡大していく授業の進め方も前回ご紹介しました。
「なんで英語やるの」からスタートし、音、語彙、表現、文、1対1の会話まで進みました。
あとは、英語の学習としては、教科書の音読と内容理解、英作文(各英語)、リスニング力強化、自由英作文、そしてコミュニケーション力としては、戦略的な話術(one on oneだけではなく、1対多数のグループやパブリックコミュニケーションを含むプレゼンテーション力)という段階へそれぞれの語彙力の範囲、文法力の範囲で進めていくことになります。
中学生では、教科書の徹底理解ですが、教科書を学ぶのではなく、教科書を利用してさまざまな言語能力とコミュニケーション力を身につけることになります。
ここからが、楽しい学習になります。
英語の4つの技能(聞く、話す、読む、書く)を相当レベルまで伸ばしていく方法を7月からは掲載していきます。
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自動化を単純に説明すると、段階的に考えることなく、行動がとれることです。車の運転で、自然に進行方向にハンドルが切れる状態と言えば分りやすいでしょうか。逆に意識をして縦列駐車に頭でイメージしながら挑戦しているときは自動化とは言えません。
さて、基本的な文法知識を手に入れました。これを基盤に、パタンプラクティスをインプットだけではなく、感情移入をした会話部分まで拡大していく授業の進め方も前回ご紹介しました。
「なんで英語やるの」からスタートし、音、語彙、表現、文、1対1の会話まで進みました。
あとは、英語の学習としては、教科書の音読と内容理解、英作文(各英語)、リスニング力強化、自由英作文、そしてコミュニケーション力としては、戦略的な話術(one on oneだけではなく、1対多数のグループやパブリックコミュニケーションを含むプレゼンテーション力)という段階へそれぞれの語彙力の範囲、文法力の範囲で進めていくことになります。
中学生では、教科書の徹底理解ですが、教科書を学ぶのではなく、教科書を利用してさまざまな言語能力とコミュニケーション力を身につけることになります。
ここからが、楽しい学習になります。
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