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2009年12月11日

ある小学校で

12月9日、東京都内の、とある小学校にて研究授業の見学と指導研修を実施してきました。
この小学校では教員全員が英語活動を前向きに捉え、何とか児童のためになる楽しく意味のある活動をしようとして毎月の研究授業を実施しています。
今回は特別支援学級での英語活動でした。10名の学年混在の児童が英語活動中にはずっと生き生きとして、参加していました。その生き生きさに、何をどうやったら活動として上手くいくのかという一見子ども中心であるようで実は指導する側中心の考えは、全く通用しないということを改めて確認できました。
児童は英語を意識せずに英語を用いた活動自体を真剣にたのしみ、その活動に入り込んで教師の一言一言をしっかりと聞いて自分たちの行動にその学んだ英語表現を利用しているのです。
単純でたわいないが、とにかく学習目的をストレートに子どもたちに向けると、子どもたちは自分たちがもっとも受け容れやすい形に変えて吸収できるのですね。
教師の技巧でいびつに形を変えてしまっては受け容れられることなく、つまらない英語で終わってしまいます。
この学校の先生たちの努力と子どもたちの澄み切った瞳に敬意を表します。ありがとうございました。

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