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2011年2月11日

中学2年生指導32

Friday February 11, 2011


マサ:どうだみんな感覚的にルールがわかったかな。

生徒:大丈夫だと思います。

マサ:そうか、それでは、今日は次のステップに進むよ。

生徒:なんでしょうか次のステップって。



では、マサ先生独自の学習ステップを復習してみよう。



★2012年度から運用される「新学習指導要領」では、確実に聞き取る力だけではなく聞き取ったものを理解する「聴解力」を身につけることが要求される。



★そのためには、英語の基本形を体に覚えこませることが必要になる。だから、いっぱい聞いて(インプットして)、いっぱい口に慣らすことが必要になる。いわゆる口をついて英語が自然に出てくる「自動化」状態をつくることだ。



★そして、その時には当然のごとく伝えたいメッセージの意味を理解していること、その意味を効果的に伝えるために、感情をしっかりと乗せて話すことが要求される。これによってしっかりと英語を聞き取ることができるようになる。



★それから文法力と語彙力だ。これが無いと、意味を捉えることができない。だからマサ先生は、幾度も同じ表現を感情を込めて読ませる。



★次に語彙を入れ替える、いわゆるパタンプラクティスという旧来の手法も、それが良い結果をもたらすのであれば、取り入れる。



★さらに、対話の練習などをして、他の語彙や表現がないかを探らせる。



★その後、それらの英文をしっかりと記述できるかノートに練習させる。これは文字で表現することの大切さも教えている。



新学習指導要領で要求している四技能は、かなりレベルが高いので、それに合わせて指導する方法をマサはいつも意識している。


生徒:書くときには自然に頭に入るよね。

マサ:そうなんだよ。君たち、いや私たち全員が日常生活の中で英語を学んだり正しいトレーニングをしたりする環境が決定的に不足している。だからスマイル・マサも一生懸命に「マサメソッド?」を広めようとしている。そういうことだ。

それはそうと、マサが執筆した、『プロ教師の小学英語「達人」授業スキル』(明治図書)が発売中だ www.mejitosho.co.jpで手に入る。よろしく。


See you on Monday.

twittwrでのつぶやき

世界最強教育コンサルタント集団

共著ですが出版しました。プロ教師の小学英語「達人」授業スキル

2011年2月9日

中学2年生指導31

Wednesday February 9, 2011


マサ:では、練習を続けるよ。次の文は、「その本は2010年に出版された」だ。

生徒:マサ先生。これも「誰」がしたのかは関係ないんですか?

マサ:どうだろう、みんな。

※でましたね。みんなに問いかける方法。

生徒:この場合、誰が書いた本かは問題なさそうなので、「誰」は無関係に思える。
生徒:僕もそう思う。特に文学作品でなければ、言う必要ないもんな。

マサ:そうだね。ということで、この文をす~っと英語にしてくださいよ。

生徒:The book is……あれっ。出版って何だっけ。
生徒:publishって書いてある。
生徒:雰囲気的に過去分詞はpublishedっぽいな。
生徒:不規則変化表に載っていないから、規則変化だね。

生徒:じゃあ。The book was published in 2010.ですね。

マサ:どうだ、みんな同じ考えかな。

生徒:同じです。The book was published in 2010.

マサ:では、全員で声出してみよう。まあ普通の文ですから、
          レポーターのように意外と無味乾燥にすっと言ってみよう。

生徒:The book was published in 2010.

マサ:いい感じだ。 The book was published in 2010.

生徒:The book was publish in 2010.

マサ:では、「この本はななっなんと2010年に出版されたんだって」
          という感じで言って。

生徒:The book was published IN 2010.

マサ:良い感じだ。みんな本当に良くわかってきたね。

生徒:英語は音の強弱や抑揚で気持ちを表すんだよね。

マサ:その通りだ。
         それが小学校からやってきた英語のキーポイントだね。

生徒:まじめにやってきて良かったよ。

続きは金曜日です。


ツイッターでも呟いています

世界最強学校・塾のコンサルタント

2011年2月7日

中学2年生指導30

Monday February 7, 2011


生徒:English is spoken in Australia.
マサ:Fantastic! これで「オーストラリアでは英語が話されている。」
      という意味を持つ英語表現ができあがりました。
生徒:マサ先生。このような文の形を何と言うのですか?
マサ:これは日本語では「受動態」とか「受け身」の表現と言います。
生徒:そうか、日本語でも「~される」というのは受け身の意味を表す
      助動詞ですね。
マサ:君は国語が得意なんだね。
生徒:そうです。
      ですから、時々英語の文法用語と日本語が混ざって
      混乱してたんです。
マサ:それはそうだね。
生徒:マサ先生は、肝心なこと以外を文法用語だけで説明することが
      ないので、とってもわかりやすくなりました。
マサ:ありがとう。
      実はマサも中学のときには、文法用語で混乱したことがあったし、
      英語がとっても苦手な生徒たちに指導していて、文法用語は
      情報整理が的確にできれば不必要だってことがわかったんだよ。
生徒:とにかくマサの教え方は解りやすい。
マサ:ありがとう。さて、では英語の練習に戻るよ。
生徒:先生!この表現はどんな場面でつかうのですか?
      どんなときでも使えるのですか?
マサ:基本的に、この表現のように、「誰がしたのか、しているのか」を
      明確にする必要が無いときに使うケースが多いね。
生徒:他に例がありますか?
マサ:それは君たちが考えつかないとね。
生徒:わかった、「その木は去年植えられたね。」みたいなやつだ。
マサ:そうだね。
生徒:ではそれを英語ではどう言うかな。
マサ:それも君たちの仕事。
生徒:The tree was planted last year.
マサ:完璧だね。wasを使ったところは相当な力だ。
生徒:じゃあ、この例を使ったら、「その木はいつ植えられた」
      というのでもOKだよね。
マサ:おぉ。すごいぞ。自分たちの問題まで作れるようになったんだ。
      すごい。先生はいらんね。
生徒:そういうことだね。
マサ:はい、どもども。



続きは水曜日です。

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