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2010年7月24日

中学1年生指導31

三単現のSの疑問文で難しいのは、出だしがDoかDoesかの判断で、疑問文はDoと幾度も練習してきた人はここで再度の混乱をします。

☆これは、学習者の英語能力の問題ではありません。習慣づいていないだけです。私はこの問題の原因は教科書項目の配列だと思います。DoとDoesの文が同時に紹介されるならば、一般動詞に関する情報がまとめて学習者の知識になります。しかし、一人称主語、二人称主語のみを最初にカバーし、しばらくしてから三人称の単元に入るために、学習者が別物と考えざるを得ない状況になるわけです。


☆英語の基本は、もっと凝縮して学ぶほうが学習者も整理しやすくなるというのが私の考え方です。

さて、三単現のsの疑問文の導入指導では、既知事項として、Do の疑問文利用ではなく、三単現の平叙文を利用します。

☆既知事項の利用は①思い出し ②確認 ③応用法模索 という思考の流れを作るためです。ですから、既知事項は必ず生徒に解かせながら、さらに正解が出ても素通りしないで、きちんと承認行動をして、正解者へ②の確認したことへの確信を与えることと、誤答をした生徒に①の思い出しと②の確認を与える技術が必要です。

既知事項の指導法はパタンプラクティス法の利用です。

  問1 「私は散歩をする。」 正解 I take a walk.
  問2 「正美は散歩をする。」 正解 Masami takes a walk.
 ではこれを利用して
  問3 「正美は散歩をしますか?(正美君って散歩するんだっけ?)」

  予想回答  Do Masami takes a walk?

ここで、得意の説明です。≪英語は文頭で言おうとすることの性格を決定する≫

これによってDoではないのではないかという意識を学習者に与えることが指導技能です。

さて、あなたはこの次にどのような解説指導をしますか。 7月28日(水曜日)まで少しお考えください。


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2010年7月21日

中学1年生指導30

三単現のSは「三単現」という言葉を用いることなく、
概念として、I と you以外の人やもの・動物などが主語に来たときには、
動詞にSをつけるという規則。
この会話には混ざってこない誰かの行動はSが付いて規定されているのだ、
ということを理解してもらいましたでしょうか。




さて、今回は疑問文のつくり方です。

導入は規則に準じて、既知情報を利用して説明を開始します。


既知事項による例文「私はテニスをします。」を英語にしなさい。


解答 I play tennis.

では次にI を「ケン君」に変えてみなさい。(パターンプラクティスによる確認)
解答 Ken plays tennis.


では、この文を人に尋ねる分、即ち「疑問文」に直してみなさい。
<既知情報1>:一般動詞の場合には、お助けマンDoの力が必要だったこと。
<新規情報1>:英語は文頭で意味を示唆することの2点です。


この続きは、7月24日(土曜日)にご紹介します。それまでご自身でこの続きを考えてください。

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