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2011年1月28日

中学2年生指導26

実況中継「中学英語指導」
Friday January 28, 2011

マサ:さて、to~の文も~ingの文も
それぞれが、同じように使えたり、
全く違う意味を作り出したり、
いろんなことを学んだね。

生徒:これで終了ですか?
マサ:そうだね。

生徒:~ingはそのぉ、何て言うか。
   マサの嫌いな文法用語では
   何て言うのですか?

マサ:おいおい。
マサは文法用語が嫌いなわけではない。
ただ、それを教えることで、
英語を教えたと思ってしまいます。
そんな誤解をする先生がいるのと、
君たちもその言葉を覚えて、
学んだと思っていると困るので、
マサは使わないだけだ。
当然、物事を分類するときには、
文法を機能によるカテゴリー分けは
非常に重要ものだよ。

生徒:では、先生、このing形は進行形では
   無くって、なんて言うかと言うと
   これは「動名詞」と言うんだ。
生徒:と言うことは、動詞と名詞の働きを
   一緒の働きを持っているということか。
マサ:まぁ。そう覚えておいてよいけれど、
   君たちにはごちょごちょ考えないでも
   口から英文がでてくるようになって
   欲しい。

生徒:進行形のingと違うの?
マサ:良い質問だねぇ。

生徒:向こうはbe動詞とのセットだったよ。
マサ:そうだけど、
One of my hobbies is playing the video game.
という英文は、今の動名詞だよ。

生徒:そうか、意味も考えるんだね。
マサ:そうなんだよ。だから英文を多く
   覚える必要があるんだね。
   ただし、前後の単語との関係で
   考える方法があるんだよ。
生徒:例えば?

マサ:例えば、
1.This room is for sleeping
2.This room is for sleeping babies
      という二つの文の意味と使われている
sleepingは同じ意味・品詞ですか?
それとも違いますか?
生徒:違うっぽいね。
生徒:1の文は「この部屋は眠るためだ」
   だから、睡眠用の部屋。
   睡眠は眠ることだから、
   このingは「~こと」だよ。
マサ:そうだね、だから、
   1の文はThis room is for 睡眠
   てな感じだよね。
生徒:で、2の文は、sleeping babies
   部屋ということになるので、
   sleeping babyっていうのが
   眠っている赤ちゃんなので、
   ~しているは進行形っぽいよね。
   第一、baby is sleepingっていう
   ことなんだよね。
マサ:鋭い判断だ、これも英語が身についてきている証拠だ。



次回からは、新項目です。月曜日

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2011年1月26日

中学2年生指導25

実況中継「中学英語指導」
Wednesday January 26, 2011

マサ:それでは、今、考えられる英文を英語らしく言ってください。
生徒:It began to rain.
生徒:It began raining.
生徒:It started to rain.
生徒:It started raining.
マサ:今の言い方は気持ちが伝わらないね。
   言葉は気持ちを音に変える。
   その音はどうなる。
生徒:強弱、高低そして速いか遅いかです。
マサ:その通り。
雑談だけど、「その通り!」「ぴんぽーん!」
「それはピッタリ!」などは英語で
言うでしょうか?
生徒:何かやったよな。釘がなんちゃらかんちゃら。
生徒:そうだ「釘を打つんだ」
マサ:その通り、You have a good memory.
生徒:記憶力が良いということですね。
マサ:そうです。
生徒:釘の方は、You hit the nail on the…….
生徒:思い出した!  You hit the nail on the head.
マサ:おしいっ!
生徒:Yes!  You hit the nail right on the head. だ!
マサ:正解!それでは、音の問題を解決しよう。
   だれか、「雨が降り始めた。」を普通に言ってみて。
生徒:It began raining.
マサ:to の方は
生徒:It began to rain.
マサ:ingの文ではIt が消えそうだね。
   to の文ではtoが消えそうだけど、
   聞こえるべきところが聞こえれば、
   しっかりと意味が伝わるところが、
   英語だね。 That’s all for today.
生徒:See you on Friday.

次回は金曜日

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2011年1月24日

中学2年生指導24

Monday January 24, 2011

生徒:変化はtoをつけるか、ingをつけるかは、
主動詞による。want は後にto~しかこない。
生徒:like to~、でも ing でもどっちでも
良いということになっている。
生徒:で、その動詞を覚える必要があるのよ。
生徒:中学範囲ではそれほど多くの種類がないとさ。
生徒:マサが紹介してくれるって言ってるよ。
マサ:そういうことだ。それで先週の授業は
   終わったんだ。
   そこで、覚えて欲しい表現を言うよ。
   「雨が降り始めた」
生徒:始めからキッツいのが来ました。
生徒:これこそ英語と日本語は一対一対応しないという
      典型的な表現だよね。
生徒:その通りだよね。
生徒:思い出すと、「時間、天候、距離、費用」などを
表現したいときの文では主語は
it”を使うんだったよね。
マサ:で、どうする。
生徒:It began to rain. 
生徒:僕は、It started to rain.にしようと思う。
マサ:ではbeganから行こう。それは正確に意味が通じますか?
生徒:通じます。
マサ:では、このbegan、元はbeginだけど、
   to~、~ingとどっちが仲間になるのかな。
生徒:おそらく、両方ともOKだと思う。
マサ:その通り。では、startの方はどうだ。
生徒:それも両方とると思います。
マサ:どうしてだ。
生徒:なんか話の流れから、マサ流ってやつですね。
マサ:それじゃぁ、勉強にならないけど、
      まあ英語は頭よりも身体を使う学習だから、
      習うより慣れろでいくか。
生徒:ということで良いでしょう。
マサ:それでは、今、考えられる英文を英語らしく言ってください。
生徒:It began to rain.
生徒:It began raining.
生徒:It started to rain.
生徒:It started raining.


次回は水曜日です。