Wednesday Sept. 11th 2010
“An interview game in English”
板書とノートでの練習だけでは、決してオーラルコミュニケーションの力は伸びません。小学校英語活動も活発になると、「小学校では楽しかった英語も中学に来ると訳がわからない文法用語や座学での練習問題ばかりで、英語は楽しく無いことがわかった。」という英語嫌いが発生する可能性があります。
英語は言葉ですから、その発生過程と同じように口頭でのコミュニケーション要素を失ってはいけません。その意味でインタビューゲームなどは、中学生としては適切なコミュニケーションアクティビティの一つとして機能します。
実施例
≪基本形 一つの質問≫
教 師:B君は何かの行動を想定して、それをしているしぐさをしてください。
Aさんはそれについて質問をして、何をしているか判断してください。
生徒A:Hi. What are you doing?
生徒B:I’m watching TV.
生徒A:Oh, I see. Thank you. Bye.
生徒B:You’re welcome. (No problem) Bye.
≪応用形 一つの質問と一つの発展質問≫
教 師:Dさんは何かの行動を想定して、それをしているしぐさをしてください。
C君はそれについて質問をして、何をしているか判断してください。
生徒C:Hi. What are you doing?
生徒D:I’m watching TV.
生徒C:What(program) are you watching?
生徒D:Dragon Ball.
生徒C:Oh, I see. Thank you. Bye.
生徒D:You’re welcome. (No problem) Bye.
≪発展形 場面想定を工夫して二つ以上の発展質問≫
教 師:E君がFさんに電話をして今は忙しいかを聴く。Bは忙しいと答える。
生徒E:Hello. Is B there?
生徒F:Speaking.
生徒E:Hi, A. Are you busy now?
生徒F:Yes.
生徒E:What are you doing?
生徒F:I’m watching TV.
生徒E:Oh, I see. What are you watching?
生徒F:Dragon Ball.
生徒E:Oh, I see. Bye.
生徒F:Bye.
教師は場面とどのようなことを話すかを事前に全体にただしく伝えます。
このアクティビティはジェスチャーゲームなどにも使えます。
小学生と違って、中学生がこのようなロールプレイゲームを行うには、真剣に行うことを指示してください。いい加減に行うと、きちんと英語を使うことをしなかったり、誰も発言をしなかったりということになります。これらは英語の問題ではなく、クラスマネジメントの範疇です。
真剣に実施することがキーワードです。
次回は9月15日(水曜日)
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小学校での英語指導法
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大人も役立つ中学生英語
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