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2011年3月11日

実況中継「中学英語指導」中学2年生指導44

マサ:さて、今回で受動態は最後にしましょう。
        今日の英文は
        The big sound surprised me a lot.  です。

生徒:もう慣れましたよ。
生徒:新主語はIです。
生徒:me じゃないの?
生徒:あれれぇ。
         meを主語にすると「私は」だからI だよ。
生徒:ありがと。僕はそういう、ちょっとした
          ことがわからないんだよ。
生徒:英語は日本語と違って
          自体が変化するからね。
マサ:良い協力態勢だね。
生徒:ありがとうございます。
生徒:次は I was surprised
生徒:その音に驚いたので、あれぇ?
生徒:前にやった。
生徒:surprised at だった

生徒:I was surprised at the big sound at lot.か?

生徒:a lot の位置は違うと思う。
         suprised a lotだろ。
生徒:どうしてや。
生徒:だって、とっても驚いたでしょ。
         関連しているもので意味も構造もチャンクを
        作るんだろ、英語って。

マサ:究極のすごさだ! 正解!!!!

生徒:あざ~っす。
             I was surprised at lot at the big sound.
    ですね。

マサ:You made it!

次回は動詞シリーズ最後
中学3年生範囲の「現在完了形」に
進みます。

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2011年3月9日

実況中継「中学英語指導」中学2年生指導43

マサ:では、次の英文はこれです。

          When will you finish this report?
          はどうでしょう。

生徒:When は先頭なので置いておく。
生徒:新主語はThis reportです。
生徒:will もいじらず。
生徒:finish は be finished
生徒:整いました。

マサ:お笑いコンビかぁ? 英語では何と言う?

生徒:でましたねぇ。
生徒:簡単だよ。We are ready.
マサ:そうだね。We にするところもすごい。
生徒:We are all ready.
マサ:ではやってもらいましょう。

生徒:英語でなんという。

マサ:Go ahead.でしょうね。

生徒:では答えます。
生徒:When will this report be finished?
マサ:by youは?
生徒:不要だと思います。
マサ:その訳は?
生徒:あなたはいつレポートを終える予定ですか?
          という意味ですが受動態になると、
          このレポートをいつ終えるつもりですか?
          という意志を目の前にいる相手に聞いている
          ので、その相手が目の前に居るので
         あえて言う必要は無いのではないかと思いました。

マサ:良い分析です。実はどっちでも文としての
         間違えはありません。
        でも、意味的には皆の言うとおりだと思います。
生徒:やったね!



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2011年3月7日

実況中継「中学英語指導」中学2年生指導42

マサ:さて、受動態の表現に慣れたところで、
         書き換え問題に挑戦してみようか。
        入学試験問題には、受動態への書き換えは
        比較的人気商品として登場します。

生徒:どうしてですか?
マサ:それは、多くの人にとって受動態が難しい
   ということだからでしょう。
生徒:僕たちには難しくはなかったですが。
マサ:それはね、指導方法が違うからだよ。
生徒:どう違うのですか?
マサ:マサはね、先生がルールを伝えて、
        それを生徒が覚える指導はしないよね。
       それよりも、先生が例を示して、君たち、
       生徒がルールを考えるという方法をとっている。
      だから、君たちは「覚える」のではなく、
      「学ぶ」ことができている。

生徒:難しいことではないですよ。

マサ:そうだね。それは君たちが自ら考えることが
          できるようになったからだ。
          いわゆる君たちの認知レベルが高くなったからだよ。

生徒:「覚える」と「学ぶ」とはどう違うのですか?

マサ:簡単に言うと「覚える」の反対は「忘れる」だね。
        「覚えた」ものは「忘れる」可能性が高いんだ。
        でも、「学んだ」ものは忘れない。メカニズムを
        理解しているので、忘れることはない。
       そしてそのメカニズムの上での「覚える」行為は
       自動化していくので忘れない。

生徒:なるほど。では、本日の内容へどうぞ。

マサ:そうだね。では、次ぎの文を受動態に変えよ。
          We will read this book in a week.

生徒:なんだぁ。受動態の導入でもやったよね。
   They speak English in US. というのをやった。
   そして、それは English is spoken in US. だった。

生徒:だから、先頭というか、新主語は This bookだ

生徒:will があるよ。

生徒:それは Stars can be seen at night.の利用だね。

生徒:can も will も同じ語群だ。助動詞兄弟だ。

生徒:ならば、This book will be read in a week.か。

生徒:weはどう扱う。

マサ:良い点に気付いた。どうする?

生徒:weの意味を考えようよ。
     Stars can be seen. の時は、不要なweだった。

マサ:どうして不要だった?

生徒:星は一般に誰でも見ることができるので、
   そのweは特定されない我々地上の全員
   だったからです。

マサ:そうだね。ではこの場合は?

生徒:そうですね。その本を一週間で読もうと
   いうの我々はなんだか特別な感じだ。

マサ:そうだろうね。ということは?

生徒:つけておく必要がある。

マサ:どうやって?どこに?

生徒:This book will be read in a week. 誰によって?

生徒:我々によって…、by usか。

マサ:完璧だ。

生徒:This book will be read in a week by us.

マサ:それでも良いね。でも意味的に
   僕たちだったら一週間で読めるよという
   意味をだすとすれば、
   This book will be read by us in a week.
   でも良いということだね。



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