前回はbe動詞には足があって疑問文では移動するというお話をしました。
塾や学校の指導で、「主語」と「be動詞」を入れ替えるという指導をしている先生がいます。
このような指導方法はやめましょう。
そのように指導された生徒はやがて次のような文に出会ったときに、大変な間違いをしてしまう恐れがあります。(現実問題として「主語」を意味や構造として瞬時に判断できないケースです)
(問題)This boy is Tom. を疑問文にしなさい。
これで発生する間違い解答は------------
(誤答)This is boy Tom. です。
お分かりになりますか。英語が苦手な中学生の思考構造は次のようになっています。
This boyという2つの単語が1まとまりの意味の塊(1チャンク)であることが理解できない。
基本文 This is Tom. の疑問文では Is と主語とを入れ替えると覚えた(教わった)。
既知事項として、This is ~. という文が頭に入っている。
だからThis isとなっていても読んで音的に違和感を即座に感じられない。
以上の状況で、彼の誤答は無意識で発生したのです。
これはケアレスミスと言って捨て置けません。
be動詞に足があって、文の先頭に行くということは、「英語の世界では、文頭でその文の目的が明確化される」ということの指導を内在しています。
ですから、指導をする際には、必ずそのことも重要なポイントとして、板書をし、ノートに記録させておく必要があります。
そして、語尾に「か」をつけることで疑問文になる日本語と先頭で文を決定する英語との違いを明確に記述させておくことが指導のポイントです。
次回のテーマは be動詞には手もある。何のことかお分かりですね。
6月2日(水曜日)にこのコーナーでお会いしましょう。
※ご意見をお寄せください。
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2010年5月29日
2010年5月26日
新中学1年生指導14
be動詞は1つだというお話をしました。
たった一つで、状態、存在、状況、様子などを表すキーワードになるのですから、
その勢力は大変に強力で重要な存在ということは、中学生ならば想像がつくでしょう。
簡単に言うと、be動詞はとっても役立つ、「偉い」言葉(動詞)ということになりますね。
これを押さえておくことが今後の中学・高校での文法を理解する基盤になります。
キーワード1: 「be動詞は偉い」
be動詞はとにかく活躍します。
活躍の1:「誰が」=主語によって、変わる。
「I」(自分、俺、私)の時は am
「You(あなたやあなたたち)の時は are
それ以外の一人の人・ひとつのもの・動物の時は is であり、
二人、ふたつ以上の人・もの・動物の時は are です。
活躍の2:質問の時は文全体をコントロールする。
これはどういうことでしょう。
疑問文(質問の文)では、be動詞はその位置を移動します。なぜかって。
それはbe動詞は「偉い」ので、
その文が疑問の文であることを相手にいち早く伝えるミッションを持つからです。
例文) Mr. Brown is from Hong Kong.
これを
「ブラウン先生は香港のご出身ですか?」
という質問文にしたい、という話し手の意思を受けて、is の衣装をまとった
be動詞は、「どれどれ、私がこの文を質問の文にしてあげよう。
と言って一役買って出るのです。
そのために、彼は、歩行用の足を出して、文の先頭に歩いて行きます。
それだけで文型としては、疑問文の形が完成です。
Mr. Brown is from Hong Kong.
is が持ち場を離れて、一番前まで歩いていく。
最初に来たので、大文字に変更されます。
Is Mr. Brown from Hong Kong? となりました。
これでfrom Hong Kong が自然に左に寄って、最後に{?}をつけて完成です。
キーワード2: be 動詞には足があって、移動をすることが可能である。
次回は be 動詞文の理解へさらに深く進む予定です。5月29日(土曜日)発行
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たった一つで、状態、存在、状況、様子などを表すキーワードになるのですから、
その勢力は大変に強力で重要な存在ということは、中学生ならば想像がつくでしょう。
簡単に言うと、be動詞はとっても役立つ、「偉い」言葉(動詞)ということになりますね。
これを押さえておくことが今後の中学・高校での文法を理解する基盤になります。
キーワード1: 「be動詞は偉い」
be動詞はとにかく活躍します。
活躍の1:「誰が」=主語によって、変わる。
「I」(自分、俺、私)の時は am
「You(あなたやあなたたち)の時は are
それ以外の一人の人・ひとつのもの・動物の時は is であり、
二人、ふたつ以上の人・もの・動物の時は are です。
活躍の2:質問の時は文全体をコントロールする。
これはどういうことでしょう。
疑問文(質問の文)では、be動詞はその位置を移動します。なぜかって。
それはbe動詞は「偉い」ので、
その文が疑問の文であることを相手にいち早く伝えるミッションを持つからです。
例文) Mr. Brown is from Hong Kong.
これを
「ブラウン先生は香港のご出身ですか?」
という質問文にしたい、という話し手の意思を受けて、is の衣装をまとった
be動詞は、「どれどれ、私がこの文を質問の文にしてあげよう。
と言って一役買って出るのです。
そのために、彼は、歩行用の足を出して、文の先頭に歩いて行きます。
それだけで文型としては、疑問文の形が完成です。
Mr. Brown is from Hong Kong.
is が持ち場を離れて、一番前まで歩いていく。
最初に来たので、大文字に変更されます。
Is Mr. Brown from Hong Kong? となりました。
これでfrom Hong Kong が自然に左に寄って、最後に{?}をつけて完成です。
キーワード2: be 動詞には足があって、移動をすることが可能である。
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2010年5月22日
新中学1年生指導13
★前回は、be動詞が一つだけということが大変重要だと申し上げました。
たったひとつで文をコントロールするのですから、これは相当に迫力あると言うか、勢力が強い言葉だと直感的におわかりになりますね。
★中学生を指導する際に、彼らの興味と概念でつかみとり易いたとえ(比喩)を提示することが重要です。
世界に一つだけで、多くの文を創造できるbe動詞はとっても強力ですよ。というと生徒の納得度も高まります。
★さて、これから生徒たちに何を伝えようかと言うと、英語の表現方法は基本的に2つの主軸になる文の構造を覚えること。それで多くのことが充足するということを伝えます。
そうすれば、たった2つを確実に覚えると中学英語はほぼ完全に自分のものにすることができるという近い将来の目標が明確に見えてきます。これが大切です。
★その2文とは、
「○○は××です。」
=(小学校の国語文法であれば、「誰は何だ。」「誰はどんなだ。」に相当する文)
「○○は△△する。」
=(同様に「誰がどうする。」に相当する文)です。
※(「存在=ある。いる」)はこの2文が定着してから登場します。その時点で指導をしまする。それは意味論としての定着を図れば良いので、その時点では統語論的には上記と同型であることが容易に理解できるのです。)
言い換えれば:be動詞文と一般動詞文との2つだけを覚えよう、ということです。
(一般動詞という用語は別途簡単な説明が必要になります。)
このことを情報として、意識の中にしっかりと埋め込んでください。そうすると、構文の構造、文の転換などで混乱や誤答が限りなく0になっていきます。
★音をインプットし英語の音に慣れました、クラスルームでの基本表現も覚えて使い始めました、そして文型の基本概念を理解しました。
あとは、この2つの文の違いを事前に指導する方法をとるか、教科書の読みから入るかは教師、教材、生徒という指導の3要素から考えながら進めましょう。
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次回は be 動詞文の理解へさらに深く進む予定です。
5月26日(水曜日)発行
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たったひとつで文をコントロールするのですから、これは相当に迫力あると言うか、勢力が強い言葉だと直感的におわかりになりますね。
★中学生を指導する際に、彼らの興味と概念でつかみとり易いたとえ(比喩)を提示することが重要です。
世界に一つだけで、多くの文を創造できるbe動詞はとっても強力ですよ。というと生徒の納得度も高まります。
★さて、これから生徒たちに何を伝えようかと言うと、英語の表現方法は基本的に2つの主軸になる文の構造を覚えること。それで多くのことが充足するということを伝えます。
そうすれば、たった2つを確実に覚えると中学英語はほぼ完全に自分のものにすることができるという近い将来の目標が明確に見えてきます。これが大切です。
★その2文とは、
「○○は××です。」
=(小学校の国語文法であれば、「誰は何だ。」「誰はどんなだ。」に相当する文)
「○○は△△する。」
=(同様に「誰がどうする。」に相当する文)です。
※(「存在=ある。いる」)はこの2文が定着してから登場します。その時点で指導をしまする。それは意味論としての定着を図れば良いので、その時点では統語論的には上記と同型であることが容易に理解できるのです。)
言い換えれば:be動詞文と一般動詞文との2つだけを覚えよう、ということです。
(一般動詞という用語は別途簡単な説明が必要になります。)
このことを情報として、意識の中にしっかりと埋め込んでください。そうすると、構文の構造、文の転換などで混乱や誤答が限りなく0になっていきます。
★音をインプットし英語の音に慣れました、クラスルームでの基本表現も覚えて使い始めました、そして文型の基本概念を理解しました。
あとは、この2つの文の違いを事前に指導する方法をとるか、教科書の読みから入るかは教師、教材、生徒という指導の3要素から考えながら進めましょう。
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2010年5月19日
新中学1年生指導12
中学校の英語教科書3年間分をきちんと学習し、暗記をしてしまうことで、相当の英文を使いこなせるようになるといわれています。
英語の達人への基本が出来上がるとも言われます。
その理由は、中学生の教科書には英語の基本がしっかりと体系づけて掲載されているからです。
英語が苦手な人は、実は中学校の英語も理解していなということになってしまう悲しい現実も、その反面、あるわけですね。
中学校の検定教科書は、最近はコミュニケーションということで、会話表現がほとんどで、体系的に英文法を学びにくくなっていますが、それでも基本文をしっかりと覚えることが第一要件になります。
英語の基本文№1は、be動詞の文です。be動詞の意味は大きく分けて2つ。1つは「主語の状態=~である。」、もう一つは「もの・人の存在=~がある」です。前者を学ぶのが一般的なスタートになります。簡単には、AはBです。=私は学生です。私はマサミです。という表現です。
ところで皆さん、学校や塾の先生が「be動詞はいくつある。君たちはいくつ知っている?」などという質問を聞いた経験はありませんか。または、このブログをお読みの先生はクラスでそのような質問を生徒に投げかけたことはありませんか。
私は、過去においてありました。と言うからには、今はそのような質問を意図なくすることはありません。なぜならbe動詞は1つしかないからです。
そんな方には、例えば、「swim と言う動詞はいくつある?」と尋ねられたら何と答えますか?
swim, swims, swam, swum, swimming, などと数えますか。数えたりしませんよね。swim=泳ぐ は一つと答えますね。それ以外は、不定詞形、動名詞形など文法的な変化の形ですよね。
be動詞にも同じことが言えます。良いでしょうか。be動詞は1種類だけなのです。
ですから、be動詞という動詞は非常に便利で役にたつものなのです。
このことをしっかりと肝に銘じてください。
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次回は5月22日(土曜日)の発行です。
いよいよ究極の2つの文型の指導 その2:be動詞編 パート2 疑問文と否定文の指導をお見せいたします。
英語の達人への基本が出来上がるとも言われます。
その理由は、中学生の教科書には英語の基本がしっかりと体系づけて掲載されているからです。
英語が苦手な人は、実は中学校の英語も理解していなということになってしまう悲しい現実も、その反面、あるわけですね。
中学校の検定教科書は、最近はコミュニケーションということで、会話表現がほとんどで、体系的に英文法を学びにくくなっていますが、それでも基本文をしっかりと覚えることが第一要件になります。
英語の基本文№1は、be動詞の文です。be動詞の意味は大きく分けて2つ。1つは「主語の状態=~である。」、もう一つは「もの・人の存在=~がある」です。前者を学ぶのが一般的なスタートになります。簡単には、AはBです。=私は学生です。私はマサミです。という表現です。
ところで皆さん、学校や塾の先生が「be動詞はいくつある。君たちはいくつ知っている?」などという質問を聞いた経験はありませんか。または、このブログをお読みの先生はクラスでそのような質問を生徒に投げかけたことはありませんか。
私は、過去においてありました。と言うからには、今はそのような質問を意図なくすることはありません。なぜならbe動詞は1つしかないからです。
そんな方には、例えば、「swim と言う動詞はいくつある?」と尋ねられたら何と答えますか?
swim, swims, swam, swum, swimming, などと数えますか。数えたりしませんよね。swim=泳ぐ は一つと答えますね。それ以外は、不定詞形、動名詞形など文法的な変化の形ですよね。
be動詞にも同じことが言えます。良いでしょうか。be動詞は1種類だけなのです。
ですから、be動詞という動詞は非常に便利で役にたつものなのです。
このことをしっかりと肝に銘じてください。
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次回は5月22日(土曜日)の発行です。
いよいよ究極の2つの文型の指導 その2:be動詞編 パート2 疑問文と否定文の指導をお見せいたします。
2010年5月15日
新中学1年生指導11
新中学1年生が英語を難しいと感じる時期の№1は夏休みの終了後というデータがあります。次に英語嫌いが発生する時期は中学2年生になった直後と言われています。そして、見逃すことができないのが、4月に英語の授業を受け始めた瞬間から英語を学ぶことへの期待から失望と落胆に陥る生徒が少なからずいるという事実です。
その原因は、英語の音も意味もわからない状態で英語で話すことを強制されることにあるようです。それは、英語と日本語が大いに異なる言語であるために、生徒自身がどのように対応してよいかというある種のパニック状態に追い込まれることも要因の一つと思います。
彼ら(彼女ら)の大半は、しっかりとわかりやすい授業を受けた場合に、「英語は難しくない。」「英語は楽しい。」という意識を持って再挑戦してくれたケースを私は幾度も体験います。是非、良い授業を工夫してください。
そのヒントとなる解決策としてこれまでのこのコーナーで以下の流れを紹介してきました。
①:英語を学習する目的を12歳、13歳の視点や興味から明確にすること。
②:英語と日本語とは大きく異なる言語であることを情報として知ること。
③:英語の音と日本語の音の違いを体験的に知ること。
④:英語の音とつづりにはルールがあることを知ること。
⑤:英文の構造と日本文の構造の違いを知り、英語は語順が「命」だということを知ること。
をしっかりと理解できるように指導をすることです。
⑥:英語学習自体の入り口は英語での自己紹介を対話素材として会話練習をすること。
⑦:同様に自己紹介をプレゼンテーションの素材として実施すること。
さらに、英語は学習の初期段階では技術学習であって、とにかく耳や口を最大限に機能させるように基本トレーニングが必要不可欠であることを伝え、授業も耳や口を機能させるレッスンプラン(授業プラン)を作ることです。
同時に指導する技術は幾度も生徒たちが「体得」しそれが「自動化」されるまで、幾度も練習機会を繰り返し登場させるプラン(スパイラルカリキュラム)を立てることを基本にします。
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次回は5月19日(水曜日)の発行です。
いよいよ究極の2つの文型の指導 その1:be動詞編です。
その原因は、英語の音も意味もわからない状態で英語で話すことを強制されることにあるようです。それは、英語と日本語が大いに異なる言語であるために、生徒自身がどのように対応してよいかというある種のパニック状態に追い込まれることも要因の一つと思います。
彼ら(彼女ら)の大半は、しっかりとわかりやすい授業を受けた場合に、「英語は難しくない。」「英語は楽しい。」という意識を持って再挑戦してくれたケースを私は幾度も体験います。是非、良い授業を工夫してください。
そのヒントとなる解決策としてこれまでのこのコーナーで以下の流れを紹介してきました。
①:英語を学習する目的を12歳、13歳の視点や興味から明確にすること。
②:英語と日本語とは大きく異なる言語であることを情報として知ること。
③:英語の音と日本語の音の違いを体験的に知ること。
④:英語の音とつづりにはルールがあることを知ること。
⑤:英文の構造と日本文の構造の違いを知り、英語は語順が「命」だということを知ること。
をしっかりと理解できるように指導をすることです。
⑥:英語学習自体の入り口は英語での自己紹介を対話素材として会話練習をすること。
⑦:同様に自己紹介をプレゼンテーションの素材として実施すること。
さらに、英語は学習の初期段階では技術学習であって、とにかく耳や口を最大限に機能させるように基本トレーニングが必要不可欠であることを伝え、授業も耳や口を機能させるレッスンプラン(授業プラン)を作ることです。
同時に指導する技術は幾度も生徒たちが「体得」しそれが「自動化」されるまで、幾度も練習機会を繰り返し登場させるプラン(スパイラルカリキュラム)を立てることを基本にします。
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次回は5月19日(水曜日)の発行です。
いよいよ究極の2つの文型の指導 その1:be動詞編です。
2010年5月12日
新中学1年生指導10
「中学1年生にコミュニケーション指導はどのような基準で実施するか。」この命題に前回は、外国語学習への積極的な態度・興味がコミュニケーション活動を行う際には最も基盤となる要素で、積極的な感心がなければ、コミュニケーションの道具としてその言語を使う意欲は生まれない、とお伝えしました。そして、そのひとつに教師が展開する授業の面白さだということをお伝えしました。
授業を面白くするキーポイントとして「英語と日本語との明確な相違」を初期段階で指導することでした。相違点の第一は「音声」、第2の相違点が「文の構造」でした。文の構造を指導する前段階として「英語では語順が意味を伝える重要な要素」という知識を具体例を使って紹介することでした。
この意味で、英語教師は日本語の正しい知識も必要になります。国語との連携は重要です。
さて、そこまで理解が及ぶと教科書の内容へ入っていくのでしょうか?
ここが課題です。その理由は現在使用されている検定済英語教科書は会話表現を主体として編集されているので、英語の基本的な異なる2つの文が直ぐには登場しないからです。
そこで、Communication を前提として崩さず、語順という文法をしっかりと学ぶという目的を達成するために、クラスで役立つ方法は、5行自己紹介を全員が達成するという目標を掲げることです。
この目標を達成すると、1対1のInterpersonal Communication と1対多数のGroup Communicationの両方が達成でき、同時にプレゼンテーションスキルのトレーニングにもなる活動です。そして当初目標である、最初に学ぶべき、2種類の英文を体得できる、一石三鳥にも四鳥にもなる活動です。 当然、口頭によるOral Communicationスキルのトレーニングです。
自己紹介に使う、5行とは5つの英文で構成される自己紹介です。それは、
Hello.
My name is Masami.
I am from Sapporo.
I like English.
Nice to meet you.
これだけでよいです。若干不自然な部分は否めませんが、「僕の名前は正美。生まれは札幌。英語は好きです。よろしく。」という感覚です。これだけで、英語の文の構造がしっかりと学べる2種類の文型を学ぶことになります。
この先の方法は次回5月15日をお楽しみに。
小学校英語指導に関しては、メールマガジン「小学校英語『指導の達人への道』」 浅井正美
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授業を面白くするキーポイントとして「英語と日本語との明確な相違」を初期段階で指導することでした。相違点の第一は「音声」、第2の相違点が「文の構造」でした。文の構造を指導する前段階として「英語では語順が意味を伝える重要な要素」という知識を具体例を使って紹介することでした。
この意味で、英語教師は日本語の正しい知識も必要になります。国語との連携は重要です。
さて、そこまで理解が及ぶと教科書の内容へ入っていくのでしょうか?
ここが課題です。その理由は現在使用されている検定済英語教科書は会話表現を主体として編集されているので、英語の基本的な異なる2つの文が直ぐには登場しないからです。
そこで、Communication を前提として崩さず、語順という文法をしっかりと学ぶという目的を達成するために、クラスで役立つ方法は、5行自己紹介を全員が達成するという目標を掲げることです。
この目標を達成すると、1対1のInterpersonal Communication と1対多数のGroup Communicationの両方が達成でき、同時にプレゼンテーションスキルのトレーニングにもなる活動です。そして当初目標である、最初に学ぶべき、2種類の英文を体得できる、一石三鳥にも四鳥にもなる活動です。 当然、口頭によるOral Communicationスキルのトレーニングです。
自己紹介に使う、5行とは5つの英文で構成される自己紹介です。それは、
Hello.
My name is Masami.
I am from Sapporo.
I like English.
Nice to meet you.
これだけでよいです。若干不自然な部分は否めませんが、「僕の名前は正美。生まれは札幌。英語は好きです。よろしく。」という感覚です。これだけで、英語の文の構造がしっかりと学べる2種類の文型を学ぶことになります。
この先の方法は次回5月15日をお楽しみに。
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2010年5月8日
新中学1年生指導9
中学1年生にコミュニケーション指導はどのような基準で実施すればよいでしょう。新学習指導要領外国語活動での中学1年生の言語活動の目標は「小学校における外国語活動を通じて音声面を中心としたコミュニケーションに対する積極的な態度などの一定の素地が育成されることを踏まえ,身近な言語の使用場面や言語の働きに配慮した言語活動を行わせること。その際,自分の気持ちや身の回りの出来事などの中から簡単な表現を用いてコミュニケーションを図れるような話題を取り上げること。」とあります。
外国語学習への積極的な態度・興味を前提としています。コミュニケーション活動を行う際には最も基盤となる要素で、積極的な感心がなければ、コミュニケーションの道具としてその言語を使う意欲は生まれません。それには、生徒の知的興味や関心を惹き付ける授業展開が必要です。
キーポイントは英語と日本語との明確な相違を初期段階で指導することです。その方法は常に日本語との対比で行います。相違点の第一は音声でした。音声での比較指導については、すでにこのブログで紹介してあります。(今後、小学校英語活動で音声指導が定着すると、中学校での指導は楽になります。)
初期段階で指導すべき第2の相違点は、文の構造です。
文法の分類で言うと、統語論に分類される語順の問題です。
日本語と英語の語順の違いを明確にし、英語は語順を違えると意味を成さないことを例を示して、説明することです。
例)「太郎は手に本を持っている。」と「手に太郎は本を持っている。」と言う日本語表現は伝わるニュアンスの違いはありますが、語順が変わっても大意は変わりません。両方とも正しい日本語です。
しかし、英語で、Taro has some books in his hands.を In his hands some books has Taro.
と置き換えることは不可能です。なぜなら、英語は語順が固定されているから、その順番を変えると英語では無いということになります。
これを抜きにして、クラスルーム英語を指導しても意味がありません。英語を駆使する技術が未熟な先生が Hello. How are you, everyone? Oh, I’m fine too, thank you. Open your textbook to page 15. などと言う部分のみを英語で行って、Communicative Approachでの指導などと嘯くようでは、子どもたちに英語学習の指導などできないばかりか、英語への興味を失わせて、肝心は基礎体力をつけることはできません。
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次回は5月12日(水曜日)発行です。
外国語学習への積極的な態度・興味を前提としています。コミュニケーション活動を行う際には最も基盤となる要素で、積極的な感心がなければ、コミュニケーションの道具としてその言語を使う意欲は生まれません。それには、生徒の知的興味や関心を惹き付ける授業展開が必要です。
キーポイントは英語と日本語との明確な相違を初期段階で指導することです。その方法は常に日本語との対比で行います。相違点の第一は音声でした。音声での比較指導については、すでにこのブログで紹介してあります。(今後、小学校英語活動で音声指導が定着すると、中学校での指導は楽になります。)
初期段階で指導すべき第2の相違点は、文の構造です。
文法の分類で言うと、統語論に分類される語順の問題です。
日本語と英語の語順の違いを明確にし、英語は語順を違えると意味を成さないことを例を示して、説明することです。
例)「太郎は手に本を持っている。」と「手に太郎は本を持っている。」と言う日本語表現は伝わるニュアンスの違いはありますが、語順が変わっても大意は変わりません。両方とも正しい日本語です。
しかし、英語で、Taro has some books in his hands.を In his hands some books has Taro.
と置き換えることは不可能です。なぜなら、英語は語順が固定されているから、その順番を変えると英語では無いということになります。
これを抜きにして、クラスルーム英語を指導しても意味がありません。英語を駆使する技術が未熟な先生が Hello. How are you, everyone? Oh, I’m fine too, thank you. Open your textbook to page 15. などと言う部分のみを英語で行って、Communicative Approachでの指導などと嘯くようでは、子どもたちに英語学習の指導などできないばかりか、英語への興味を失わせて、肝心は基礎体力をつけることはできません。
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次回は5月12日(水曜日)発行です。
2010年5月5日
新中学1年生指導8
フォニックス指導は部分技能のトレーニングです。知識として全てを網羅する必要はありません。中学生ですから、一定のルールと例外があることを認識すればよいので、具体的にどのようなルールであるかが体得できるレベルで一端は打ち切り、その後は、発音上押さえておきたいルールが登場したときに紹介と練習を行うのがよいでしょう。
中学生は、いつまでのワンパターンでモノトーンの授業を嫌います。若者は自らの体細胞も活性しているので、授業も先生も生徒以上に活性していなければ、飽きてしまいます。せっかくの優れたメッソドも学習者が飽きてしまっては役に立ちません。
この意味でフォニックスルール指導の第一段階はこの次のステップである、サイレントEまでで一段落でしょう。
このルールは3文字単語が読めることが前提でスタートします。 例)mat は読めます。この語尾に(e)を置いて、mateになるとそれまでのルール読みでは「マテ」となります。
しかし、最後についたeは別名magic eと呼ばれ、tの前にある母音に影響を及ぼします。aを短母音ではなく、本来の音すなわち二重母音のei という音に戻すのです。そして自分自身は音を持ちません。
まあ、a に魔法をかけたので力尽きて音を失ったという説明がわかりやすいでしょう。
それでmateはmeit メイトという音になるというルールです。これを音なしのE(サイレントE)のルールと呼びます。cut は cute tub は tubeなどのようになります。
ここで関連単語を数多く発音練習をして、つづりのルールを体得したら、フォニックスルールの授業での集中学習はいったん終了です。
次号は5月8日(土曜日)発行です。
浅井正美 twitter で情報発信中
http://twitter.com/MasamiAsai
中学生は、いつまでのワンパターンでモノトーンの授業を嫌います。若者は自らの体細胞も活性しているので、授業も先生も生徒以上に活性していなければ、飽きてしまいます。せっかくの優れたメッソドも学習者が飽きてしまっては役に立ちません。
この意味でフォニックスルール指導の第一段階はこの次のステップである、サイレントEまでで一段落でしょう。
このルールは3文字単語が読めることが前提でスタートします。 例)mat は読めます。この語尾に(e)を置いて、mateになるとそれまでのルール読みでは「マテ」となります。
しかし、最後についたeは別名magic eと呼ばれ、tの前にある母音に影響を及ぼします。aを短母音ではなく、本来の音すなわち二重母音のei という音に戻すのです。そして自分自身は音を持ちません。
まあ、a に魔法をかけたので力尽きて音を失ったという説明がわかりやすいでしょう。
それでmateはmeit メイトという音になるというルールです。これを音なしのE(サイレントE)のルールと呼びます。cut は cute tub は tubeなどのようになります。
ここで関連単語を数多く発音練習をして、つづりのルールを体得したら、フォニックスルールの授業での集中学習はいったん終了です。
次号は5月8日(土曜日)発行です。
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2010年5月3日
新中学1年生指導7
フォニックスのトレーニングはスタートしてみましたか?
フォニックスルールを知っておくことは、大変に役立ちます。中学校で登場する単語の70%はこのルールを知っておくことで読むことができます。
また全てがルール通りにはいかなくても、ルールを知ることは例外も正しく認識できることになります。
特にそれぞれのアルファベット文字をフォニックスアルファベットとして「音」読みができるようになることで、どうして英語はアルファベットの読みと単語の読みが異なるのだろうか、という疑問を解決することができます。
多くの中学校英語教師はこの点の勉強不足や知識欠如があり、子どもたちの疑問に答えずに、通りすぎてしまう傾向があります。塾の講師の大半もそうです。
これが原因で英語嫌いになる生徒がいかに多いかを知っていると、入り口での音のルールをしっかりと指導することの大切さは理解できると思います。
クラス全員がフォニックスアルファベットを体得することが第一です。次に2文字(短母音+子音)の組み合わせでの発音を学びましょう。et, at, ut などです。
そしてこの時にアクセント(強勢)をつけることも生徒が体得できるように指導しましょう。
方法は幾度も練習を繰り返すことですが、この際にも、先生が主導的に模範を示してください。
次に(子音+短母音+子音)の3文字単語(pet, bed, cat, hat, cut, nutなど)を生徒がしっかりとアクセントをつけて発音できるようにしてください。
次回は5月5日(水曜日)に発行します。
フォニックスルールを知っておくことは、大変に役立ちます。中学校で登場する単語の70%はこのルールを知っておくことで読むことができます。
また全てがルール通りにはいかなくても、ルールを知ることは例外も正しく認識できることになります。
特にそれぞれのアルファベット文字をフォニックスアルファベットとして「音」読みができるようになることで、どうして英語はアルファベットの読みと単語の読みが異なるのだろうか、という疑問を解決することができます。
多くの中学校英語教師はこの点の勉強不足や知識欠如があり、子どもたちの疑問に答えずに、通りすぎてしまう傾向があります。塾の講師の大半もそうです。
これが原因で英語嫌いになる生徒がいかに多いかを知っていると、入り口での音のルールをしっかりと指導することの大切さは理解できると思います。
クラス全員がフォニックスアルファベットを体得することが第一です。次に2文字(短母音+子音)の組み合わせでの発音を学びましょう。et, at, ut などです。
そしてこの時にアクセント(強勢)をつけることも生徒が体得できるように指導しましょう。
方法は幾度も練習を繰り返すことですが、この際にも、先生が主導的に模範を示してください。
次に(子音+短母音+子音)の3文字単語(pet, bed, cat, hat, cut, nutなど)を生徒がしっかりとアクセントをつけて発音できるようにしてください。
次回は5月5日(水曜日)に発行します。
2010年4月28日
新中学1年生指導6
前回は英語の基礎の第一ステップは「音」、第二ステップは「リズム感覚」と説明しました。
次のステップは英語の音とつづりの関連の指導です。いわゆるフォニックスルールに従った指導です。
ところが、このフォニックスルールの指導をきちんと知っている先生が比較的少数なのです。特に小規模、中規模の塾の講師や個別指導での大学生の講師でこのルールを知っている人は非常に少ない。
学習塾の講師は、一般的に言う文法指導でのパターンプラクティスや教科書の訳読法などには慣れているのですが、音声になるとからっきしだめという人が多いようです。
ですから、フォニックスルールの理解からスタートしなければいけません。児童や生徒に指導する前に自分たちの学習をおろそかにはできないのです。
フォニックスルールを基本から学ぶには、松香洋子著「英語好きですか」(読売新聞社)、「フォニックスて何ですか」(mpi)がとても解りやすく学べる書籍として推薦いたします。
まずは、連休中にこの2冊を読み、トレーニングをスタートしてください。これからの英語指導者には、このような学習指導の技術を学ぶことが最優先課題です。
次回は5月1日(土曜日)に発行します。
次のステップは英語の音とつづりの関連の指導です。いわゆるフォニックスルールに従った指導です。
ところが、このフォニックスルールの指導をきちんと知っている先生が比較的少数なのです。特に小規模、中規模の塾の講師や個別指導での大学生の講師でこのルールを知っている人は非常に少ない。
学習塾の講師は、一般的に言う文法指導でのパターンプラクティスや教科書の訳読法などには慣れているのですが、音声になるとからっきしだめという人が多いようです。
ですから、フォニックスルールの理解からスタートしなければいけません。児童や生徒に指導する前に自分たちの学習をおろそかにはできないのです。
フォニックスルールを基本から学ぶには、松香洋子著「英語好きですか」(読売新聞社)、「フォニックスて何ですか」(mpi)がとても解りやすく学べる書籍として推薦いたします。
まずは、連休中にこの2冊を読み、トレーニングをスタートしてください。これからの英語指導者には、このような学習指導の技術を学ぶことが最優先課題です。
次回は5月1日(土曜日)に発行します。
2010年4月26日
新中学1年生指導5
アップロードが一日遅れました。申し訳ございませんでした。
さて、しつこいほどに音の練習をしていますが、語学の学習はスポーツと同じです。
体力作りと基本が大切です。
野球であればキャッチボールと素振りです。どちらも正しい方法でできるようにならなければいけません。またしっかりと投げ、しっかりとバットを振るには、必要な筋力を鍛える必要があります。どちらから始めるということではなく、両方を同時進行で進めます。
語学学習も全く同じ。英語を聞ける、話せる、読める、書けるという前に「話すため」「聞くため」の基礎体力づくりと基本動作を体に覚えこませます。
そうすると、一定の条件がクリアされてからの伸びが大きくことなります。
それは、人によって違いますが、基本的には英語音が出せる、英文法の基本がわかる、適切な場面で適切な表現が解ってくるなどの条件です。
そして、その第一ステップが音声です。
声量を鍛えること、口の器官を動かせるようにすることが基礎体力づくりです。そして発音が基礎技術作りです。
基礎体力作りは毎回何らかの方法で継続しましょう。基礎技術の次の段階はリズム感覚を体得することです。Ice Cream や Strawberryなどで英語と日本語の音声の違いを学んでいますので、次は英文(基本表現)を使ってのリズム感覚を養成します。
その方法は次回は4月28日(水曜日)にお届けします。
さて、しつこいほどに音の練習をしていますが、語学の学習はスポーツと同じです。
体力作りと基本が大切です。
野球であればキャッチボールと素振りです。どちらも正しい方法でできるようにならなければいけません。またしっかりと投げ、しっかりとバットを振るには、必要な筋力を鍛える必要があります。どちらから始めるということではなく、両方を同時進行で進めます。
語学学習も全く同じ。英語を聞ける、話せる、読める、書けるという前に「話すため」「聞くため」の基礎体力づくりと基本動作を体に覚えこませます。
そうすると、一定の条件がクリアされてからの伸びが大きくことなります。
それは、人によって違いますが、基本的には英語音が出せる、英文法の基本がわかる、適切な場面で適切な表現が解ってくるなどの条件です。
そして、その第一ステップが音声です。
声量を鍛えること、口の器官を動かせるようにすることが基礎体力づくりです。そして発音が基礎技術作りです。
基礎体力作りは毎回何らかの方法で継続しましょう。基礎技術の次の段階はリズム感覚を体得することです。Ice Cream や Strawberryなどで英語と日本語の音声の違いを学んでいますので、次は英文(基本表現)を使ってのリズム感覚を養成します。
その方法は次回は4月28日(水曜日)にお届けします。
2010年4月22日
新中学1年生指導4
英語の音がだせるように口や声などの使用器官(道具)を鍛えます。今回はクラスでの実行方法です。
英語の音がしっかりと出せるようにするには、口や声などの器官を鍛えることもおろそかにはできません。
音を出すのは英語の学習とは違います。運動機能です。ですから使う筋肉を意思通りに動かすトレーニングが必要になります。
音は空気の流れです。英語を発音するには日本語よりも多くの空気量が必要になります。ですから、呼吸器官を鍛えましょう。胸式呼吸法より腹式呼吸法が望ましいです。腹筋を鍛え、空気を肺にためたときにお腹が膨らむ、要するに腹膜を下げることで肺の容積を広げるのです。練習しましょう。
クラスでの空気の出し入れのトレーニングを毎回、皆で、実施しましょう。
肺にいっぱいに空気を詰め込んだら、スタートです。
このようなときに英語で指示をだすと、英語は理解され易いです。
Breath in. Breath out. Breath in. Keep it. (吸って、吐いて、吸って、止めて)
Say, Ahhh…as long as possible. (できるだけ長く「あーっ」と言ってください。)
Say, Ohhh….. as loud as possible, Say Uhhh…. as low as possible. などと言いながら、誰が一番か競争をします。
次に、音です。肺からでた空気は声帯を震わせて音を出します。さらに空気は舌や唇などの障害物を経由して子音として耳に届き、障害物を通過しないものは母音として耳に届きます。
唇の形や舌の位置などを確認しながら、大きな(声量がある)声で練習をしてください。
最初はアルファベットの発音を用いて、練習をします。これで舌などの口内器官を鍛えて自由に動かせるようにします。指導が進んできたら既習の単語を用いて声出しの練習をしましょう。
このような小さな努力の積み重ねを経由して、意識をしなくても英語を発音するときには、自然に英語の口を使えるようになります。(それを自動化と言います)
次回はさらに音の練習を進めます。≪次回発行4月24日(土)≫です。
英語の音がしっかりと出せるようにするには、口や声などの器官を鍛えることもおろそかにはできません。
音を出すのは英語の学習とは違います。運動機能です。ですから使う筋肉を意思通りに動かすトレーニングが必要になります。
音は空気の流れです。英語を発音するには日本語よりも多くの空気量が必要になります。ですから、呼吸器官を鍛えましょう。胸式呼吸法より腹式呼吸法が望ましいです。腹筋を鍛え、空気を肺にためたときにお腹が膨らむ、要するに腹膜を下げることで肺の容積を広げるのです。練習しましょう。
クラスでの空気の出し入れのトレーニングを毎回、皆で、実施しましょう。
肺にいっぱいに空気を詰め込んだら、スタートです。
このようなときに英語で指示をだすと、英語は理解され易いです。
Breath in. Breath out. Breath in. Keep it. (吸って、吐いて、吸って、止めて)
Say, Ahhh…as long as possible. (できるだけ長く「あーっ」と言ってください。)
Say, Ohhh….. as loud as possible, Say Uhhh…. as low as possible. などと言いながら、誰が一番か競争をします。
次に、音です。肺からでた空気は声帯を震わせて音を出します。さらに空気は舌や唇などの障害物を経由して子音として耳に届き、障害物を通過しないものは母音として耳に届きます。
唇の形や舌の位置などを確認しながら、大きな(声量がある)声で練習をしてください。
最初はアルファベットの発音を用いて、練習をします。これで舌などの口内器官を鍛えて自由に動かせるようにします。指導が進んできたら既習の単語を用いて声出しの練習をしましょう。
このような小さな努力の積み重ねを経由して、意識をしなくても英語を発音するときには、自然に英語の口を使えるようになります。(それを自動化と言います)
次回はさらに音の練習を進めます。≪次回発行4月24日(土)≫です。
2010年4月17日
中学1年生の指導3
McDonaldを「まくどなるど」と発音していては、通じないので空腹で倒れてしまうというわかりやすい説明で、中学生が英語らしい発音を心がけるようになってくれると、授業大変にやり易くなります。
英語らしい音出しのトレーニングを毎回行うと様々な学習効果が
出てきます。リスニング力もこれによって進歩していきます。
体験学習は、生徒自身も力の伸びを自ら感じますので、学習モチベーションが保てます。
さて、英語のリズムと音が日本語と大きくことなることがわかったら、やっと英語のアルファベットの発音練習へ進みます。
最初は基本形で、A、B、C・・・・Y、Zと大文字を示しながら進めます。ここでの基本第一は書き方ではなく、個々の発音です。特にDiphthong と呼ばれる二重母音、複母音(ei, ai, ouなど)とそれが含まれる発音を徹底して指導しましょう。
浅井も過去に音声指導を受けたときにA(ei)の発音を体得するまでに相当の時間がかかった記憶があります。やはり基本はAです。日本語にはない音である二重母音をしっかりと発音できることが英語の音の基本です。
発音の第一ステップは、英語の発音をしっかりと行うには、腹式呼吸法でお腹から声をだすことにより、十分な声量を確保する必要があることを実体験してもらいましょう。
これは、真面目にやれば結構好まれます。中学生指導は必ず真面目にやってもらうことです。一つの体験は100の説明に勝ります。
続く。(このブログは毎週、水曜日と土曜日に更新します)
英語らしい音出しのトレーニングを毎回行うと様々な学習効果が
出てきます。リスニング力もこれによって進歩していきます。
体験学習は、生徒自身も力の伸びを自ら感じますので、学習モチベーションが保てます。
さて、英語のリズムと音が日本語と大きくことなることがわかったら、やっと英語のアルファベットの発音練習へ進みます。
最初は基本形で、A、B、C・・・・Y、Zと大文字を示しながら進めます。ここでの基本第一は書き方ではなく、個々の発音です。特にDiphthong と呼ばれる二重母音、複母音(ei, ai, ouなど)とそれが含まれる発音を徹底して指導しましょう。
浅井も過去に音声指導を受けたときにA(ei)の発音を体得するまでに相当の時間がかかった記憶があります。やはり基本はAです。日本語にはない音である二重母音をしっかりと発音できることが英語の音の基本です。
発音の第一ステップは、英語の発音をしっかりと行うには、腹式呼吸法でお腹から声をだすことにより、十分な声量を確保する必要があることを実体験してもらいましょう。
これは、真面目にやれば結構好まれます。中学生指導は必ず真面目にやってもらうことです。一つの体験は100の説明に勝ります。
続く。(このブログは毎週、水曜日と土曜日に更新します)
2010年4月15日
中学1年生の指導2
クラスをA・B・Cの三つのグループに分け、Aは日本語できれいに発音するチーム、Cは英語できれいに発音するチーム、真ん中のBは日本語と英語の音の違いを見つけ出すチームにしてOrange Juiceの発音の違いをBチームが探りました。
過去4年間、同じことを違う子どもたちにやってもらいますが、その答えは同じです。さすがに耳が良い年令です。
それは、英語は日本語と異なり、①音に強弱がある ②音に長い部分と短い部分とがある ③音の高低が顕著 という3点を聞き分けてくれます。もちろん「音自体が違う」という発言もあります。これは母音や子音の個々の音を言っています。それも正解です。ここではそれを踏まえての違いを聞き分けてもらいます。
英語は個々の sound 以上に intonation と rhythm が意味を伝える大きな手段です。そのことを実体験として子ども(生徒)に解ってもらうことが大切です。
そして、そのように大げさにでも英語音をしっかりとださなければ、現地では通じないことを伝えましょう。100の説明よりも、この実体験と"McDonald” を「まくどなるど」と発音していては、現地の人には通じないので空腹で倒れてしまいますよ。という説明が中学生にはわかりやすいと思います。
新中学1年生には音に関してじっくりと時間をかけて練習をさせるように配分しましょう。
野球でいうとキャッチボール、サッカーならばドリブルの練習などの基礎訓練が英語では
音のトレーニングです。
英語の音がだせるように口や声などの使用器官(道具)を鍛えましょう。
続く。
過去4年間、同じことを違う子どもたちにやってもらいますが、その答えは同じです。さすがに耳が良い年令です。
それは、英語は日本語と異なり、①音に強弱がある ②音に長い部分と短い部分とがある ③音の高低が顕著 という3点を聞き分けてくれます。もちろん「音自体が違う」という発言もあります。これは母音や子音の個々の音を言っています。それも正解です。ここではそれを踏まえての違いを聞き分けてもらいます。
英語は個々の sound 以上に intonation と rhythm が意味を伝える大きな手段です。そのことを実体験として子ども(生徒)に解ってもらうことが大切です。
そして、そのように大げさにでも英語音をしっかりとださなければ、現地では通じないことを伝えましょう。100の説明よりも、この実体験と"McDonald” を「まくどなるど」と発音していては、現地の人には通じないので空腹で倒れてしまいますよ。という説明が中学生にはわかりやすいと思います。
新中学1年生には音に関してじっくりと時間をかけて練習をさせるように配分しましょう。
野球でいうとキャッチボール、サッカーならばドリブルの練習などの基礎訓練が英語では
音のトレーニングです。
英語の音がだせるように口や声などの使用器官(道具)を鍛えましょう。
続く。
2010年4月11日
中学1年生の指導1
学習指導は、体験を通しての気づきをベースにすると、効果が上がります。
音声指導もそのひとつです。
幼児や小学生のクラスでは、私はMother Goose Rhymesの読み聞かせと模倣練習を取り入れます。Mother Goose にはRhyming やAlliteration など英語の音韻の要素がふんだんに盛り込まれています。
中学校や塾での指導にはじっくりと時間をかけることができない事情もあります。
Mother Goose は朝の学習などで毎日やることで力がつきますが、授業で単発では高い価値を発揮できません。
そこで内容的に私がよく取り入れる練習をご紹介します。
2月24日号の小学6年生向け中学準備講座2で、一度簡単に紹介しました。
ここでは進め方を詳しく説明します。
黒板に大きく日本語になって頻繁に使われる英単語を書きます。
たとえばアイスクリーム(ice cream)やオレンジジュース(Orange Juice)などです。
クラスをA・B・Cの三つのグループに分けます。
Aは日本語できれいに発音するチーム、Cは英語できれいに発音するチーム、真ん中のBは日本語と英語の音の違いを見つけ出すチームにします。
これで違いがわかるまで繰り返します。しかも大げさに発音することがキーになります。
Bチームからどのような回答がでてくるのかが、この行動の成否を分けます。次回はこの続きです。
小学校英語指導は「まぐまぐ」で小学校英語「指導の達人への道」を登録してください。無料です。
音声指導もそのひとつです。
幼児や小学生のクラスでは、私はMother Goose Rhymesの読み聞かせと模倣練習を取り入れます。Mother Goose にはRhyming やAlliteration など英語の音韻の要素がふんだんに盛り込まれています。
中学校や塾での指導にはじっくりと時間をかけることができない事情もあります。
Mother Goose は朝の学習などで毎日やることで力がつきますが、授業で単発では高い価値を発揮できません。
そこで内容的に私がよく取り入れる練習をご紹介します。
2月24日号の小学6年生向け中学準備講座2で、一度簡単に紹介しました。
ここでは進め方を詳しく説明します。
黒板に大きく日本語になって頻繁に使われる英単語を書きます。
たとえばアイスクリーム(ice cream)やオレンジジュース(Orange Juice)などです。
クラスをA・B・Cの三つのグループに分けます。
Aは日本語できれいに発音するチーム、Cは英語できれいに発音するチーム、真ん中のBは日本語と英語の音の違いを見つけ出すチームにします。
これで違いがわかるまで繰り返します。しかも大げさに発音することがキーになります。
Bチームからどのような回答がでてくるのかが、この行動の成否を分けます。次回はこの続きです。
小学校英語指導は「まぐまぐ」で小学校英語「指導の達人への道」を登録してください。無料です。
2010年4月8日
新中学1年生の初回授業2
英語を学ぶことのモチベーションが確認されたら、次はその英語が声に出して読めることに慣れましょう。
学校教科書の最初はクラスルームイングリッシュやあいさつの表現などが掲載されていますが、そこに入る前に会話をする前に英語らしい音があることを知り(すでに知っているでしょうが)、その音を出せるように練習しましょう。
英語はリズムです。小学校英語活動でも学んでいることですが、その部分をしっかりと体得させます。
リズム用の教材は児童英語の世界ではかなり充実しています。
シンプルなものではmpiのバナナチャンツは児童英語では大変使いやすい教材です。
中学生になるとOxford Univ. Pressから出版されている、Carolyn Graham著のJazz Chantsのシリーズから選択することも可能です。
CDの音を聞かせ、それをまねさせます。
小学校英語活動で耳では聞きなれていても、どうしてもフラットな日本語音的な英語になってしまう生徒は多く存在します。格好つけたくないなどというレベルではなく、そのような音を継続して出していくことは、私たちにはハードルがあるのです。ひとつは英語は音が重要だと認識できないこと、実体験が乏しいことがありましょう。
もうひとつは声量の問題です。英語らしいリズムと音で英語を発声するには、相当の息の量と、それをコントロールするために使う口や顔の筋肉が必要です。そのために声量ある声が出せるほうが、英語発音は楽になります。
マラソンと短距離走とでは、走ることは同じでも使う筋肉は違います。同様に日本語と英語の発音は使う筋肉も肺活量も異なるのです。声のトレーニング(Voice Training)をすることで、この問題を解消しましょう。
英語は頭を使うことと体を鍛えることの両面で進めましょう。
学校教科書の最初はクラスルームイングリッシュやあいさつの表現などが掲載されていますが、そこに入る前に会話をする前に英語らしい音があることを知り(すでに知っているでしょうが)、その音を出せるように練習しましょう。
英語はリズムです。小学校英語活動でも学んでいることですが、その部分をしっかりと体得させます。
リズム用の教材は児童英語の世界ではかなり充実しています。
シンプルなものではmpiのバナナチャンツは児童英語では大変使いやすい教材です。
中学生になるとOxford Univ. Pressから出版されている、Carolyn Graham著のJazz Chantsのシリーズから選択することも可能です。
CDの音を聞かせ、それをまねさせます。
小学校英語活動で耳では聞きなれていても、どうしてもフラットな日本語音的な英語になってしまう生徒は多く存在します。格好つけたくないなどというレベルではなく、そのような音を継続して出していくことは、私たちにはハードルがあるのです。ひとつは英語は音が重要だと認識できないこと、実体験が乏しいことがありましょう。
もうひとつは声量の問題です。英語らしいリズムと音で英語を発声するには、相当の息の量と、それをコントロールするために使う口や顔の筋肉が必要です。そのために声量ある声が出せるほうが、英語発音は楽になります。
マラソンと短距離走とでは、走ることは同じでも使う筋肉は違います。同様に日本語と英語の発音は使う筋肉も肺活量も異なるのです。声のトレーニング(Voice Training)をすることで、この問題を解消しましょう。
英語は頭を使うことと体を鍛えることの両面で進めましょう。
2010年4月1日
新中学1年生の初回授業1
前回、新中学生の知的興味を充足させ、生徒自身が持つ力を活かして英語の基本を指導するという点が重要です、とお伝えしました。
具体例に行く前に、中学英語で必ず抑えておく点、やる気が継続できる英語の基本知識を確認いたしましょう。
それは、1)音声、2)単語のつづりと音、3)語順 の3点です。
これらの基礎知識を理解し、技術として運用できるようにすることです。
中でも、1)は小学校英語活動がうまく整っていれば、中学校で練習する必要がなくなります。
では、上記の目的に沿うように、初回の授業の組み立てを考えましょう。
以下のポイントを確認します。(英語への興味づけ)
1.なぜ英語をやるのか。13歳の夢として、もしも英語が使いこなせたら、どんなことができるか。どんなことをしてみたいか、何に利用したいか、という点を発表してもらいましょう。
(人前で意見を述べることもコミュニケーション活動の大きな意義です)
2.身の回りにある英語にはどんなものがあるかを発表してもらいましょう。または、時間をとって調べる課題にして発表しましょう。
(日常生活の中から英語との関わりを体感させる)
以前は、加工され日本語化した英語がほとんどでしたが、最近はJRなどの交通機関を筆頭に、いわゆる外国の人に通じる英語表記や英語表現(生英語といいましょうか)が多く見つけられます。
イギリスで生まれた英語が、今は、世界の人々と情報を発信したり、受信したりするために使われる道具になってきたことを、13歳と確認をしましょう。
さらに、次のような例を挙げてもよいでしょう。
皆さんが、中国、モンゴル、ベトナム、タイ、インドネシアのお友達とあわせて6人でバレーボールのチームを組みます。さて、作戦会議は何語でやるのが一番よいのですか? とたずねます。
答えは、英語なのですね。 アジアの人々とのコミュニケーションも英語になってきています。
さらに、You Tube が見れる環境があれば、浅田真央選手が現地でのインタビューでは、英語で答えているところを見ることができます。
このように、自分と英語、自分の周りと英語ということをしっかりと確認し、夢と目的とをもって英語授業はスタートしましょう。
具体例に行く前に、中学英語で必ず抑えておく点、やる気が継続できる英語の基本知識を確認いたしましょう。
それは、1)音声、2)単語のつづりと音、3)語順 の3点です。
これらの基礎知識を理解し、技術として運用できるようにすることです。
中でも、1)は小学校英語活動がうまく整っていれば、中学校で練習する必要がなくなります。
では、上記の目的に沿うように、初回の授業の組み立てを考えましょう。
以下のポイントを確認します。(英語への興味づけ)
1.なぜ英語をやるのか。13歳の夢として、もしも英語が使いこなせたら、どんなことができるか。どんなことをしてみたいか、何に利用したいか、という点を発表してもらいましょう。
(人前で意見を述べることもコミュニケーション活動の大きな意義です)
2.身の回りにある英語にはどんなものがあるかを発表してもらいましょう。または、時間をとって調べる課題にして発表しましょう。
(日常生活の中から英語との関わりを体感させる)
以前は、加工され日本語化した英語がほとんどでしたが、最近はJRなどの交通機関を筆頭に、いわゆる外国の人に通じる英語表記や英語表現(生英語といいましょうか)が多く見つけられます。
イギリスで生まれた英語が、今は、世界の人々と情報を発信したり、受信したりするために使われる道具になってきたことを、13歳と確認をしましょう。
さらに、次のような例を挙げてもよいでしょう。
皆さんが、中国、モンゴル、ベトナム、タイ、インドネシアのお友達とあわせて6人でバレーボールのチームを組みます。さて、作戦会議は何語でやるのが一番よいのですか? とたずねます。
答えは、英語なのですね。 アジアの人々とのコミュニケーションも英語になってきています。
さらに、You Tube が見れる環境があれば、浅田真央選手が現地でのインタビューでは、英語で答えているところを見ることができます。
このように、自分と英語、自分の周りと英語ということをしっかりと確認し、夢と目的とをもって英語授業はスタートしましょう。
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