フォニックス指導は部分技能のトレーニングです。知識として全てを網羅する必要はありません。中学生ですから、一定のルールと例外があることを認識すればよいので、具体的にどのようなルールであるかが体得できるレベルで一端は打ち切り、その後は、発音上押さえておきたいルールが登場したときに紹介と練習を行うのがよいでしょう。
中学生は、いつまでのワンパターンでモノトーンの授業を嫌います。若者は自らの体細胞も活性しているので、授業も先生も生徒以上に活性していなければ、飽きてしまいます。せっかくの優れたメッソドも学習者が飽きてしまっては役に立ちません。
この意味でフォニックスルール指導の第一段階はこの次のステップである、サイレントEまでで一段落でしょう。
このルールは3文字単語が読めることが前提でスタートします。 例)mat は読めます。この語尾に(e)を置いて、mateになるとそれまでのルール読みでは「マテ」となります。
しかし、最後についたeは別名magic eと呼ばれ、tの前にある母音に影響を及ぼします。aを短母音ではなく、本来の音すなわち二重母音のei という音に戻すのです。そして自分自身は音を持ちません。
まあ、a に魔法をかけたので力尽きて音を失ったという説明がわかりやすいでしょう。
それでmateはmeit メイトという音になるというルールです。これを音なしのE(サイレントE)のルールと呼びます。cut は cute tub は tubeなどのようになります。
ここで関連単語を数多く発音練習をして、つづりのルールを体得したら、フォニックスルールの授業での集中学習はいったん終了です。
次号は5月8日(土曜日)発行です。
浅井正美 twitter で情報発信中
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