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2010年11月10日

中学1年生指導62(まとめ)

Wednesday Nov. 10th 2010

中学1年生が検定済み教科書にて学習する主な範囲は終了です。
ここまでしっかりと英語の基盤を作ってきたので
英語嫌いは相当削減できたと思いますが、
それでも嫌いは残ります。

その一番大きな理由は、学ぶ人の気持ちを考えないで
自分の知識を押し付ける指導でしょう。

生徒(学習する人)の合意を得ずに指導をしても
学習する側では受け入れることはできないからです。

中学生では「先生が嫌いだからその科目が嫌い」という
ケースが少なくありませn

かといって、先生は生徒に迎合はしません。

冗談やご機嫌伺いなどで生徒が学習意欲をますことは
ありません。

生徒が必要なのは、自分の存在をしっかりと
認めてくれる指導者と
分かり易い説明、簡潔でストレートな指導です。

そして、開放的な質問で思い出す、考えるという
知的行動をサポートしてくれることでしょう。

これを基本とするのは、どの教科でも
一緒です。

ここまで紹介した指導で必要な技量を表すーワードは…

1.学ぶ人と「学びの合意」をとること。
  そのためには、生徒一人ひとりのことに関心をもち、彼ら、彼女らを知ること。
2.明元素(明るい、元気、素直)であること。
3.学ぶ人の「学び方」「習熟度」を考えた、使用用語、話す速度が必要なこと。
4.不要な文法用語を使って先生だけが満足する指導をしないこと。
5.今やっていることの意味を生徒に伝えて指導すること。
6.声に出すことを最優先すること。
7.テンポ、メリハリを考えた授業をすること。
8.低次元の妥協はしないこと。
9.英語の音にはこだわりをもつこと。
0.日本語と比較的に指導すること。

以上を特に意識をして、英語の指導を続けてください。

是非、「英語嫌い病」だけは生産中止にしましょう。

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2010年11月6日

中学1年生指導61〔過去形最終回〕

Saturday Nov. 6th 2010

教師:おはよう。今日の英語も元気よくスタートしよう。

マサ先生の授業では、
Good morning, class.  How are you?
などと薄気味悪いスタートはしません。

どうしてかと言うと。あいさつは大切です。
日本人のクラスでは日本語であいさつをすることが
その日の生徒のコンディションを知るためには大切です。
また、生徒も先生の元気さに、ぐっと引き込まれる
瞬間だからです。

でも、もしも英語で挨拶ということであれば、
毎回、いろいろな挨拶を使ってみましょう。
応答の方法も変えてみましょう。

代表は How are you doing?
応答  Pretty good, thank you.
(先生に対する回答なのでカジュアルは駄目)
駄目例 OK. とか、fine.  Nice. など。
さて、発声練習です。大きな声を出しましょう。

先生:OK.  Everyone.  Stand up, please and spread out.
先生:Let’s produce our voice as loud as possible.
      Inhale (Breath in) and exhale (breath out)
   One, two, go!
先生:OK.  Thank you.  Then, stretch your arms.
などと言って体操を始めます。
このように、実際に行動する指示を英語で伝え、
彼らがストレスなく英語として理解するように
仕向けることが毎回同じあいさつを間が抜けたように繰り返すよりも1000倍は効果がある学習指導です。

先生:それでは、今日の午前中はとっても眠たかった。という状況を英語で表してください。
生徒:はい!  I was very sleepy this morning.
先生:どうだ他に解答は無いか? Yes or No.
生徒:No. 
先生:ホントにいつまで経っても君達は優秀だ。
   では、君達は午前中眠かったの? という質問は何という?
生徒:You are いいや。 Are you sleepy ・・・ あれ??
先生:どうした? 何があった?
生徒:いえ、are はそのままではいけないから・・・。
先生:エライッ! その通りだ。 どうする? 誰か??
生徒:wereです。

という感じです。 今日のポイントは既知事項を使ったことと間違えから学ぶということです。間違えから学べる指導をしていると、生徒が授業に意義を見出します。授業での間違えをおおらかにとらえることができますよ。


11月10日(水曜日)です。
  
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2010年11月3日

中学1年生指導60〔過去形Ⅵ〕

Wednesday Nov. 3rd 2010

クラスのアイスブレークのために発声練習です。
40人クラスですから、大きな声がでます。

改めて、一度に40人の生徒を指導している先生には
ご苦労様ですと申し上げます。

英会話スクールで5人から10人程度の生徒を指導していて
学校の先生は批判できませんよ。

さて、そこでストレス解消も兼ねて、発声練習です。
この練習の意図は前回、伝えました。

先生:OK.  Everyone.  Stand up, please and spread out.
これで広がります。
先生:Let’s produce our voice as long as possible.
      Inhale (Breath in) and exhale(Breath out)
   One, two, go!

こんな感じで大きな声や綺麗な声を出す練習をしましょう。
Let’s produce our voice as loud as possible, but don’t shout.
他に、as high as possible.   as low as possible. などなどありますよ。

さて、本題はbe 動詞の過去形の指導です。

クラスの全体はbe動詞文の基本的な形や訳し方と一般動詞文のそれらとがわかっていれば問題は商事ません。

ただ、注意する例文は過去形に変えても不思議な意味を持たないものを準備してください。
be動詞文は一般動詞と違って過去にすると不自然な意味になるものもいっぱいあります。

悪い例)これは本です。This is a book.   これは過去形にできませんね。
※文法的というか、形態としても統語論的にも正しくても、意味論的にはまったく不思議なジャバウオッキー文のような物ができてはいけません。

良い例)
先生:僕は忙しいよ。 という文を英語で言うとどうなる。
聖徒:I am tired.
先生:その通りだ。では、それを過去にする。
   日本語ではどんな表現が良いかな?
生徒:私は忙しかった。
先生:その通りだ。では、どの語を変化させれば、過去形への文の転換は可能でしょう。
生徒:am です。
先生:その通り、確実に理解していますね。
   でそのam の過去形は was と書きます。
   皆さん、今の一瞬目にして記憶してください。
先生:できたね。ではマサどうかな。
マサ:I was tired.
先生:よし。では本日の文として覚えましょう。

先生:当然are も過去形はあるだろう。
   areの過去形はwereです。
   is の過去形は was です。
   両方ともwで始まっているのが記憶ポイントだね。


次回は11月6日(土曜日)です。


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2010年10月30日

中学1年生指導59〔過去形Ⅴ〕

Saturday Oct. 30th 2010


先生:今日は次のステップに進んでみよう。
生徒:先生、過去形をやったら
      中学1年生は終了ではないんですか?
先生:あ~、そう言う意見もあるだろうなぁ。
生徒:また、得意の「ごまかし、煙巻き」作戦にでたか?
先生:いやいやそうではない。
   いいか、中学1年生で英語を始めたときに、
   英語の文の形には大きくいくつの分類があると学んだかな?
生徒:またか。それは二つですよね。二つですかぁ。そうか!
先生:本当に君達は天才でもあり、時にバカボンでもある。
   愛すべき生徒とは君達のような生徒を言う。
生徒:わからないことを言わずに、やりましょう。
   今日のお題は、
         be動詞文の過去形
                                           ですね。

先生:そういうこと。早速日付とタイトルをノートに書いたら、
      関係ないけど声だしの練習と行くか?
生徒:何ですか? 声だしの練習って。英語じゃないんですか?
先生:そこが君達のバカボンさでもあるんだな。
   英語は何故学ぶ。
生徒:ぼくはオリビアハッセーと話たいから。

      (この女優を知っている人は相当に古い)

先生:そうかこれは1970年代か。
生徒:とにかく私たちが大人になる家庭でも英語が使えることが・・・
   まあいいや、英語は音声としてコミュニケーションを
      取るために使う。
先生:そうだろう。だから発声練習だ。声出しだ。
   英語の音のルールその1「英語の音は何処から出す。」
生徒:腹式呼吸で「腹」からです。
先生:そうだ、大量の空気と声量が必要だったのだね。
   そうしなければ、正しい英語の音に近い音が出せなかった。
   全く同じ音声はだせなくても英語として世界の人が認める
      綺麗な音が出せるとそれだけで教養が高いと思われる。
   だから、練習だ!!

生徒:はい。


次回はアイスブレークとして用いる発声練習の方法と
be動詞文の過去形の授業です。
11月3日(水曜日)です。


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2010年10月27日

中学1年生指導58〔過去形Ⅳ〕

Wednesday Oct. 27th 2010

〔今回の指導〕
では、練習問題を解きながら、過去時制と過去形の文が自動化※されていくように指導をしましょう。

 
先生:では次の問題を解いてみよう。
問題)
次の文の下線部を指示された語に置き換えて全文を意味が通るように書き換えてみよう。


1.Mr. Brown visits Tokyo every summer. last


 
これらの問題は時間を示唆する語を読み取り、
文全体がその時間に合うように変える問題です。

この問題では、every summer last summerに変わります。

意味としては、「毎年の夏」が「去年の夏」
または「この間の夏」という限定された夏に変わることです。


これによって、文全体の意味が過去の事柄を表している
というふうに考えるわけです。


 
<検討のプロセス 指導の実践>
先生:着眼点は下線部だよ。
   every summerはどんな意味ですか?
   (全員に当てている状況)
先生:それでは、マサ君。
マサ:毎回の夏です。
先生:毎回の夏は日本語らしくいうとどうなる。
生徒:毎年の夏です。
先生:そうだね。その毎年の夏のevery last に変わるということは、
   どういう意味なのでしょうか?
生徒:去年の夏とか、この前の夏とかということになります。
先生:そうだ。ということは、どういうことを問いかけているのかな。
生徒:毎回の習慣ではなく、この夏におきた限定された事実です。
先生:そういうことだね。ではこの英文では、他にどんな操作が必要だ。
生徒:過去のことになるので、動詞を過去に帰ることです。
先生:完璧だ。ではどんな文になるのかな。言ってみよう。
生徒:Mr. Brown visited Tokyo last summer.
先生:正解。
   整理すると、時を表す語によって文全体の時間が支配される。
   その時を表す語を読み取り、時間が「現在」「過去」「未来」の
   いずれかを判断する、現在や過去であれば、文中の「動詞」をそれに合わせて変化させるということだね。
   では、この頭のプロセスをしっかりと定着させるために、
   まずはパターンプラクティスで練習をしてみよう。


 
≪※自動化とは≫
自転車に乗り始めたときには、手や足などの動きをひとつずつ頭で考えていたと思います。ところが、一度乗れるようになり、慣れてくると何も考えることなく自転車に乗ることができます。
このように、実際に行動や思考をするときにそのプロセスを意識せずにできてしまう段階を自動化すると言います。
英語など語学の正解では、よく「英語で考える」という表現がありますが、これも自動化している状況を言い方を換えて述べているのではないかと思います。


 

次回も指導は続きます。10月30日(土曜日)です。

 

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2010年10月23日

中学1年生指導57〔過去形Ⅲ〕

Saturday Oct. 23rd 2010

〔前回まで〕
いくつも思いつく限りの動詞を出して、過去形を作り音と綴りのルールで
分類をしました。
その中で、edをつけることではなく、
他の方法で過去形にするものが登場しました。

そして、それらを「不規則変化の動詞」という分類をして、
別途整理をして覚えることを指導しました。
しかし、中学1年生や2年生では出てくる動詞の数がそれほど多くないので、
出てきたときに覚えることにしました。

驚いたことに、このクラスでは、自主的に動詞分類表を作り、
辞書を使って、自分たちが日本語で考えた動作で思いつく動詞を英語にし、
それらを過去形の約束ごとにしたがって分類するようにしました。 

それを模造紙に書き出し、教室に掲示をしておくことで、
常に誰もが意識をしてみることができるようにしました。

授業中では、まずは自分で考えて、忘れたらそれを見るということにしたら、
ある生徒は、柱に三番目当たりに貼ってあったなどと、
英語とは全く関係のない関連物から記憶をするという
面白いことをやっていました。

〔今回の指導〕
先生: さて、動詞を過去形にすることで、
    今のことと過ぎ去った過去のことの両方を表現できるようになった。
    そこで、今日は過去の文を使った疑問文と否定文を工夫する。
    これも今までに学習して力になっていることを用いると
    簡単に想像がつくだろう。
    どうなると思う。

生徒1:たぶんですが、sのときに学んだように、Do が変化をします。
    sのときはDoesになったので、今回はDoedになるのかなと思います。
生徒2:Doedは言いにくいよ。英語は言いやすさやリズムが大切なので、
    それは違うと思う。
生徒3:Doが変化することは正しいけど、音が違う。
生徒4:ほら、表に張ってあるように不規則な変化っていうのがあっただろう。
生徒5:そうだ。不規則に変化するんだよ。だからさ。えっと。
生徒6:辞書の力をかりちゃったけど、d-i-dとつづるから〔did〕と
    発音するんだろう。

先生 :よし、全て君たちが解決してくれたようだな。
    では、実際に一つの例を出してやってみよう。

板書   Masa played tennis yesterday.

≪思考のプロセス≫
1.英文を変えるときには、動詞に着眼する。これで時制を知る。
        played 過去形
2.疑問文に変える、be動詞形か一般動詞形かを見る。
        played 一般動詞
3.「お助けマン」doを呼ぶ
        doが登場しながら動詞を見る。
4.「edがついてるので吸収する→didになる」
     文の先頭に配置され、全体を整理整頓する。

         
 完成 Did Masa play tennis yesterday?


このような授業が成立すれば、先生はとても楽ですね。

でもこれは実際に可能な授業です。
先生の指導法が生徒の納得と好奇心を引き出しているからです。

英語の先生は英語の指導がうまくなければ資格はありません。

英語ができて当然、その上で、様々な学習者に対して、
適切な指導ができるようになることが先生として大切な
ことです。
その意識をもってこのブログも活用して
いただければ日々上達します。


次回も指導は続きます。10月27日(水曜日)です。
内容は具体的な練習をして過去形と現在形を定着させることです。


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2010年10月20日

中学1年生指導56〔過去形Ⅱ〕

Wednesday Oct. 20th 2010

〔前回まで〕

板書2.Of course, I play・・ baseball 昨日day.

先生:よしみんなの力でここまで来た。
   しかもこれは正解に限りなく近い。
   なぜならば、英文の命が語順 という約束ごとをしっかりと
   守っているからだ。
    では、解答の手助けに「した」というのは
   playedとするんだよ。
   では、これでまずは、ノートに正解をきちんと書いてみよう。

〔今回の指導〕

生徒記述: Of course.  I played baseball yesterday.
先生  :よし、完璧な正解だ。
         ではまとめよう。
     これまでにやった英文「私は野球をする。」という文と
     どこが違っているのだろう。

(検証)
生徒1:play baseball played baseball に変わった。
生徒2:play played に変わった。
生徒3:yesterdayがついたら変わった。

先生 :そうだね。yesterday は「昨日」だから、
    昨日のことを伝えるのに、play ではいけない。
    played に変わったということだね。
    日本語では、「する」が「した」に変わったということだ。
    
先生 :このような文を「過去形の文」と言い、
        英語では「動詞を過去形にする」ことで文が過去形になる。
      yesterdayなどは過去を明確に表してくれる言葉だね。

板書:  過去形の文では「動詞を過去形」に変える。

先生 :では、動詞にどのような操作をすれば過去形に
    変わったんだろう。
生徒4:play played に変えた。
先生 :そういういことだ。
        では、このルールは全ての動詞に当てはまるのだろうか?
生徒5:たぶんそうなんだと思うけど、sをつけたときもsもあり、
        esもあったので、今回もいくつか種類があるかもしれない。
先生 :良いところに気がついた。その通りだ。
    では、その語尾の変化は何によって左右されるんだ。
生徒6:たぶん、音と綴りだと思います。
先生 :君たちは天才だ。英語の大原則である「音」に着目できている。
    Super素晴らしい。
        では、edをつける具体例をまとめてみるよ。

綴り文字(スペリング)のルール1.通常はedをつける、ただし・・・・・・
2.eで終わる単語はdだけでOKだ。 hopehoped
3.子音文字+yで終わる単語はyiに変えてedをつける。
  studystudied  trytried
  これらはsのときの規則と同じだね
4.アクセントがある短母音+子音字1つで終わるときには、
  子音を重ねる stopstopped
  れは、ing をつける規則と同じだね

★では、発音上のルールはどうだろう
生徒7:やはり、edの前の音で変化すると思います。
先生 :君たちは只の天才ではないな。
    教えている先生よりも素晴らしい。

1.通常は〔d〕と発音する。これが基本形。
 sのときも〔z〕と濁る音が基本だった。
2.k, p, s, sh, ch, f の音の後は、〔t〕と発音する。
 cooked,  stopped,  reached,  laughed
3.語尾の文字がt, d のときには〔id〕と発音する
 wanted,  handed

   以上が、edをつけるときのルール(約束ごと)だ。いいね。
   約束ごとだからだれもが忘れないで守れるように
   しっかりとノートに記録しよう。

   それでは、いくつもの動詞を探しだして、
   それらを過去形に換えながら
   今、学んだ約束ごとを確認しよう。


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次回も指導は続きます。10月23日(土曜日)です。
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