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2010年9月2日

中学1年生指導48(数の概念3)

Wednesday Sept. 22nd 2010

さて、英語は物自体の語尾を変化させることで、複数であることを表現する言語であることを理解しましたね。教師がこの部分を日本語との違いの中で理解しなければ生徒指導に障害を及ぼします。

日本語で語尾変化や接尾語などをつけて複数を表す例を具体的に考えてみましょう。

例)「こども」→「こどもたち」と言いますね。
では、実際の文の中で検討しましょう。

文A:「公園には、 子どもが数人います。」
文B:「公園には、子どもたちが数人います。」
       さて、どちらが日本語として正しい、一般的な文ですか。どちらかと言うと、
       文Aの方ですね。

「子どもたち」と言う表現を使いたいとしたら、

文C:「公園には、数人の子どもたちがいます。」…これならば言えそうです。

さて、「子ども」を「イヌ」に変えてみましょうか。
文A:「公園には、犬が数匹います。」
文B:「公園には、犬たちが数匹います。」
文C:「公園には、数匹の犬たちがいます。」
どうですか文A以外はおかしいですよね。
どうしてでしょうか? 同じことばを重ねて複数を表すという手法が日本語にはあります。例えば、「庭の花々」「森の木々」などです。
でも、「庭の犬々」「草原のライオン」とは決して言いません。
「ライオンさんたち」などと言うのは、ライオンを擬人化したこども人形劇の中だけでしょう。

どうです、日本語は複数形を作らないのです。

このような言葉の実体験を中学生には、させてあげてください。
英語よりも国語に興味を持っている生徒には、このあたりを一生懸命に説明できるようにしてあげれば良いのではないでしょうか。

上記の例文を英語で表すと…
一つ目の文A~文C:There are a few children in the park.
二つ目の文A~文C:There are a few dogs in the park.
「庭の花々」=flowers in the garden   「森の木々」=trees in the forest
「草原のライオン」=lions in the savanna

指導をする際には、単にルールだけを明文化するのではなく、
上記のような様々な例自体を生徒とともに考えることが必要です。

次回はいろいろな数え方で、日本語との共通点を探します。

このブログは毎週水曜日と土曜日更新です。
次回は9月25日(土曜日)です。
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