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2010年6月26日

中学1年生指導23

今回は新しい表現を定着させるための指導法の具体例をご紹介します。


英語指導の基本は、(例え指導要領でコミュニケーションが中心と言っていたとしても)次の要素を盛り込んだ指導です。

1.音声(発音)
2.単語(つづり・慣用句・熟語)
3.文法(語順:語と語の配置、語と句の配置を示し、狭義の意味での文法です)

この3つの要素で1つの文を作る能力が養われます。

例)I do not like apples.(りんごの生産や販売にご関係の方には申し訳ありません。)

指導のステップ1:

   全体でこの文を発音します。コーラスです。前回にお伝えしたように、音声重視です。   
   「音・リズム」、「意味」そして「伝えたい気持ち(強く言うのか、元気に言うのか)」をしっかりと
   練習して、自分の言葉になるように指導をしましょう。

   この点を意識することで、たった一文でも、オーラルコミュニケーションとして相手に伝える
   ときに、音に気持ちを載せることを学びます。ですから・・・

指導のステップ2:
  ペアワークやグループワークで、質問とその答えを数回練習します。
  (ドリルを生き生きとさせるのです。パターンプラクティス法もこれで命が吹き込まれます。)

グループワーク(3名の場合)
先 生:“apples”,“no”then “yes”
生徒A:(生徒Bへ)Do you like apples?
生徒B:No, I don’t. I don’t like apples.
生徒A:(生徒Cへ)How about you? Do you like apples?
生徒C:Yes, I do. I like apples.
先 生:“English”,“yes” then “no”
生徒B:(生徒Cへ)Do you like English?
生徒C:Yes, I do. I like English.
生徒B:(生徒Aへ) How about you? Do you like English?
生徒A:No, I don’t. I don’t like English.

この後、さらに全体でパタープラクティスでドリルを口頭で実施します。

ステップ3:音と構文が頭に入ったところで、リスニングディクテーションを実施します。
   先生が英文を言います。生徒はそれをノートに筆記します。ピリオドやクエスチョンマークなど    
   のパンクチュエーションのミスやつづりのミスが無いように指示をして、10問位実施します。
   その後は自分自身で板書された模範文を見ながらチェックをします。

   自分でしっかりと見て、自分自身の間違いを自分で発見する。意識を変えて客観的に自分の    
   英文をチェックすることで、ケアレスミスが無い解答を作成する力も養われます。

1時間の授業の中で、生徒が中心になって活動する時間が相当あることに気づかれましたか。これが楽しい英語の授業の基本形です。

次回は6月30日 水曜日です。

★ お勧め図書 「英語が使える日本人」は育つのか? 岩波ブックレット№748 
                      山田雄一郎、大津由紀雄、斎藤兆史 共著

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