Wednesday Sept. 22nd 2010
英語は物自体の語尾を変化させることで、
複数であることを表現する言語であることを理解しましたね。
教師がこの部分を「日本語との違い」の中で理解しなければ
生徒指導に障害を及ぼします。
では、日本語で語尾変化や接尾語などをつけて複数を表す例を
具体的に考えてみましょう。
例)「こども」→「こどもたち」と言いますね。
では、実際の文の中で検討しましょう。
文A:「公園には、 子どもが数人います。」
文B:「公園には、子どもたちが数人います。」
さて、どちらが日本語として正しい、一般的な文ですか。
どちらかと言うと、文Aですよね。
「子どもたち」と言う表現を使いたいとしたら、
文C:「公園には、数人の子どもたちがいます。」
…これならば言えそうです。
さて、「子ども」を「イヌ」に変えてみましょうか。
文A:「公園には、犬が数匹います。」
文B:「公園には、犬たちが数匹います。」
文C:「公園には、数匹の犬たちがいます。」
どうですか文A以外はおかしいですよね。
同じことばを重ねて複数を表すという手法が日本語にはあります。
例えば、「庭の花々」「森の木々」などです。
でも、「庭の犬々」「草原のライオン」とは決して言いません。
「ライオンさんたち」などと言うのは、
ライオンを擬人化した劇の中だけでしょう。
日本語には語尾変化や、接尾語などをつけて
複数系を表すことは一般的ではないようですね。
中学生・高校生を指導するときには、
このような言葉の比較指導をしてください。
国語に興味を持っている生徒には、
このあたりを一生懸命に説明できるようにしてあげれば
同じ語学として英語への興味も強くなるのではないでしょうか。
上記の例文を英語で表すと…
一つ目の文A~文C:There are a few children in the park.
二つ目の文A~文C:There are a few dogs in the park.
「庭の花々」= flowers in the garden
「森の木々」= trees in the forest
「草原のライオン」=lions in the savanna
指導をする際には、単にルールだけを明文化するのではなく、
上記のような様々な例自体を生徒とともに考えることが必要です。
次回にも数とかぞえ方の指導が続きます。
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次回は9月25日(土曜日)です。
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